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- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766413731
作品紹介・あらすじ
永 遠 の モ ダ ン西脇順三郎(1894〜1982)没後25年(2007年6月5日)記念出版。
感想・レビュー・書評
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創世の日、古の蒼空の黄金の雪崩から
星群の永遠の雪から、君は昔
未だ若く不幸の汚れもない地球のために
あの偉大な花萼を引き離した
(マラルメ「花」より、p.216)
詩のことは本当に何も知らないのでただの感想文になってしまうが。ジョイス・エリオット・マラルメと収録されているうちマラルメがいちばんよかった。西脇順三郎自身の言語とマラルメの詩的世界が調和しているのだろう。
エリオット「荒地」をいろいろな訳で読み比べたかったのが動機なのだが「荒地」も「四つの四重奏曲」も難しかった…!他の訳に比べると硬質で骨太な印象を受けた。なお「荒地」には訳註がついている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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