牧神の午後: マラルメを読もう (慶應義塾大学教養研究センター選書 10)

著者 :
  • 慶應義塾大学教養研究センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (107ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766418378

感想・レビュー・書評

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  • 100ページ程しかないのでマラルメを知りたい人が最初に手にするには最適です。マラルメの原文も110行しかなく、10行弱ずつ取り出して日本語訳を載せてくれています。

    各訳に対しても丁寧な説明がされています。youtubeなどで『「牧神の午後」への前奏曲』を聞きながら読むといい感じです。

    牧神の午後に関して、マラルメに関して、フランスの詩一般に関して、それぞれの参考図書も付いています。至れり尽くせりの入門書です。

著者プロフィール

1973年生まれ。慶應義塾大学商学部准教授。2004年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。同年、パリ第四大学博士課程修了。慶應義塾大学商学部専任講師を経て、2011年より現職。専門はフランス語・フランス文学。主要著書に Lautréamont : vers l' autre. Etude sur la création et la communication littéraires, L'Harmattan, 2006 (2007年渋沢・クローデル賞本賞)、『牧神の午後――マラルメを読もう』 (慶應義塾大学教養研究センター選書、2011年)。

「2014年 『マラルメ 不在の懐胎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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