イスラーム思想史 一九五四年 ― 一九七五年 (井筒俊彦全集 第四巻)

  • 慶應義塾大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (632ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766420746

作品紹介・あらすじ

日本から世界へ、井筒俊彦の第二期が始まる。

▼著作集、単行本未収録の『研究社世界文学辞典』への執筆項目「アラビア文学」「トルコ文学」「ペルシア文学」から始まり、レバノンやカナダ、ボストンから日本へ宛てた便りなどユニークな著作、そして代表著作『イスラーム思想史』を収録。

▼各著作の基本的な書誌情報に加えて、『イスラーム思想史』の各版の重要な校異を記載。

▼瀬戸内寂聴氏、小杉泰氏といった豪華な月報執筆陣に加え、本巻から井筒俊彦の数多くの著作を担当した元岩波書店編集者合庭惇氏の連載を開始、井筒との日々、その横顔を語る。

著者プロフィール

1914年、東京都生まれ。1949年、慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始、他にもギリシャ語、ギリシャ哲学、ロシア文学などの授業を担当した。『アラビア思想史』『神秘哲学』や『コーラン』の翻訳、英文処女著作Language and Magic などを発表。
 1959年から海外に拠点を移しマギル大学やイラン王立哲学アカデミーで研究に従事、エラノス会議などで精力的に講演活動も行った。この時期は英文で研究書の執筆に専念し、God and Man in the Koran, The Concept of Belief in Islamic Theology, Sufism and Taoism などを刊行。
 1979年、日本に帰国してからは、日本語による著作や論文の執筆に勤しみ、『イスラーム文化』『意識と本質』などの代表作を発表した。93年、死去。『井筒俊彦全集』(全12巻、別巻1、2013年-2016年)。

「2019年 『スーフィズムと老荘思想 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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