世界を裏側から見る私の手法 ロシア報道を読み解くことで真実がわかる (経済界新書 55)
- 経済界 (2017年7月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766720655
作品紹介・あらすじ
混乱の国際情勢を読み間違えるな!いま知るべき国際ニュースを新たな視点で読む。外交交渉のプロが完全解説!
感想・レビュー・書評
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同志社大の神学部から外務省に入り、ロシアスクールで活動していた2002年にロシア外交と北方領土をめぐるスキャンダル、いわゆる「ムネオ疑惑」に連座して逮捕された経緯を生々しく再現し、国策捜査の真相を明かした『国家の罠』がベストセラーとなった著者が日本外交を徹底分析する。北方領土交渉のゆくえ・尖閣諸島をめぐる中国外交など日本の脅威となる近隣諸国や、ロシアの経済事情・中東諸国の混乱・さらにはトランプ大統領が国際社会に与える影響など、豊富な外交経験に基づいてディープに斬り込む語り口はドラマチックで迫力満点。本書は日本の経営者たちに広く読まれている雑誌・『経済界』への連載を元に再編集したもの。「外務省のラスプーチン」とも呼ばれたほどの佐藤氏は恐い人のように思えるが、無頼漫画家のサイバラと異色のユニットとかも組んでおり、実は結構「おちゃめ」という印象。
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「北方領土外交を振り返る」
「欧米では報道されないウクライナ情勢」
「中東・ユーラシア地域を経済で見るロシア」
「中東・中央アジアの新地政学」
「沖縄と尖閣諸島をめぐる中国外交」
も興味深く読みましたが、
やはり今一番気になっているのは
最終章の「先が見えない北朝鮮外交」です。
TVで北朝鮮のニュースがはじまるとチャンネル替えちゃうんですよねー。
あの顔が嫌いなので。
でもこの本では文字だけなので、真剣に読むことができて、
少しわかってきました(と思います)。