- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766781007
感想・レビュー・書評
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1993年の発刊
そして巻頭に
私は 1967年に「成功の三条件」というものを見つけた
っと
その内容は
成功する人は
1勉強好き
2素直
3プラス発想
最近の成功本に書かれているような事が
ずらっと書かれていました
著者自身 会社を起こし 上場企業にした
いわゆる成功者
16年前の本
そして その更に前から ある 基本原則
基本は いつまでたっても基本 なんだな
っというのを感じられました
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23歳の時の12月に購入したというメモがありました。
ツキを呼び込みたくて購入したのだろう。多分これが船井幸雄さんを読んだ最初の本だと思う。
1993年発行。
本書には21世紀は調和の取れたいい時代になる、それにふさわしい人間にならないといけない……と、希望を持てるようなことが書かれています。
ところが2023年が明けた現在に読み返してみると、その予想は外れているようです。
ロシアが戦争をしているし中国も好戦的だし北朝鮮はミサイルを発射するし、日本は軍事費を2倍にして専守防衛を放棄しようとしています。
さらに日本の政治は韓国のカルト宗教に支配されていたことが明らかになっても改めようとはしないしそのカルト宗教に便宜を図っていた政治家の国葬はするし。
そして給料は上がらないのに物価や光熱費は上がります。
船井幸雄が描いた幸福な21世紀は訪れることなく、平和と民主主義は脅かされ不況と軍国主義と独裁政治によるディストピアが訪れたのです。
本書には21世紀には「フリーエネルギー」が実現する!と書かれています。
「ニュートン物理学の後にアインシュタイン物理学が出たように、アインシュタイン物理学の次は、猪股物理学だと言われるくらい、猪股理論は世界の物理学会で今注目され始めている」
……と、今にもフリーエネルギーが実用化されそうな勢いで紹介されていますが、2023年現在、電気代もガス代も高騰し原子力発電が再稼働されようとしているくらいです。
そもそもここで紹介されている猪股修二先生は一般的日本人には知られていないのではないでしょうか。
2023年初頭現在、ウィキペディアに「猪股修二」の項目はないではないですか!船井先生がアインシュタインに次ぐ科学者と認めた猪股先生の項目がないとはどういうことなんでしょうか!?
なお、チープな自己啓発書のリストを眺めるのが好きだった私は猪股先生だとか深野一幸先生のお名前は当然知っていました。
そしてさらに、衝撃の未来予測が公開されています!!
「酸素の比率が二〇パーセントを切ると、人間は知的活動ができなくなると言われている。信頼できる、ある学者たちの計算によると、あと一四年で人間は知的活動ができなくなる可能性が強いという。化石燃料を燃やす量を極力減らしたとしても、二〇一〇年までもたないらしい。」
な……、なんだってえ~~~~~~~~~~~!!!
……と、未来予測は難しいものです。2000年を前にして人々は色々な未来を想像し、様々なことを言っていました。
しかし現実は、大きく変わることなく、でも少しづつ、少しづつ悪くなっていったのでした。
まあ船井幸雄さんの未来予測については今読めばトンデモなのですが、その他の一般的な人間の心がけ・心構えについては素晴らしいことが書かれていると思います。心が疲れた時には船井幸雄さんの著書を読んで癒され元気づけられるのもいいのではないでしょうか。
OLDIES 三丁目のブログ
“20世紀末版・船井幸雄の大予言!!【ツキを呼び込む自己改造法】”
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/01/04/201419 -
ツキについて知りたくて読書。
93年の本であるが2010年を予測している。世界が和を重んじるようになるは、最近、極真の浜井館長も同じようなことを話しており、著者の先見性を感じる。
原理原則主義で生きること。
天地自然の理という言葉から中村天風さんをイメージしたが、著者は天風さんを師匠と呼ぶことを初めて知る。人生とは日々魂を磨く修行であると。
ツキのある人間とつき合いなさい。
目に見えない何かの力に影響されて自分の魂も磨かれて昇華していくのだろうか。
当然ながらつき合う人間選びは非常に大切だといえる。自分の課題は敵を作らずに上手に現実的な距離をとることだといえる。
読書時間:約35分