ハッスル

著者 :
  • エクスナレッジ
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767801094

感想・レビュー・書評

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  • なんでも成功する時というのは、すーっと物事が運ぶものです。よく「トントン拍子に話が進んだ」などと言いますが、あれは物事の道が通っているからだと思うのです。
    反対に道理に合わないことは、一向に道が開けてこない。それに気づいたら、早い時期にあきらめたほうがいいに決まってます。



    物事の基準がとてもシンプルになってきます。
    好きか、嫌いか?
    楽しいか、楽しくないか?



    深呼吸をして肩の力を抜くと、顔の表情が緩むように、気持ちもリラックス。
    猫のようにグイーンと伸びて、大きなアクビをしたら、今日も一日楽しくいきましょう。



    キャットシッティングをしていると、臆病な猫は人見知りしない猫に比べるとかなり損をしていると感じます。
    やっぱりかわいがられる猫のほうが断然お得です。人見知りや臆病な猫は、本来その猫が享受できる楽しみの十分の一くらいしか味わっていないんじゃないかしら。
    そして臆病な人は、臆病な猫の数十倍は損をしていると私は思います。



    そんなマイナス波を発散させている人には、近寄らない方がいいかもしれません。落ち込んだ時は、かっこつけて少しつっぱねても、前向きに進むべきなのです。
    「大丈夫、大丈夫、絶対私は大丈夫!」
    心に言い聞かせて、にっこり微笑んでしまう。
    ニッコリ笑える余裕に気がつけば、自信が出ます。「案外自分は強いんだな」ってわかります。見えでもハッタリでもかまいません。へこんだ時こそスマイルです。



    幸せになるコツ。
    まず嫉妬心や競争心を極力なくすこと。そして、いやなことはさっさと忘れること。
    いやな思いや不平・不満を溜め込んでおくと、顔つきが悪くなるような気がします。その日のうちに発散して忘れ去ってしまう。これが一番です。なんでも覚えてるのも特技なら、忘れっぽいのも特技でしょう。
    それから、もし、自分が今そんなに幸せじゃなくても、他人の幸せを喜んでいると、きっと幸せのお裾分けがやってきます。こうやって幸せは循環して大きくなっていくんじゃないかしら。
    しあわせの種を見つけたら、一人占めしないで、みんなで大きく育てましょう。




    一歩下がるか?
    現状維持か?
    前に進むか?
    勇気を持って、自分を信用して、決断する。そして、そのことに責任を持つ。
    これが、これからの女の生きる道ではないかしら。



    今まで数え切れないほど失敗をしていますが、たいていは笑い話にしてやり過ごしてきました。これってきっと、お腹の中に溜めておくことができないという性格も多分に影響していると思いますが。
    それに、多少ツラくて悲しいことがあっても、自分を笑ってしまえば、結構元気になるような気がするんですよね。
    自分を笑いのネタにしてしまうのは、照れ隠しの要素と、自分を突き放して客観的に見てしまう部分があるせいかもしれません。


    世の中に偶然はありえない。すべてのことは必然があって起こるのだ



    人間っていったん怒り出すと加速度がついて、どんどん怒りが膨らんで暴走しちゃうようなところがあるでしょう。だから、最初の「ムッ」をなんとかなだめて、「ムフフ」に変えてしまうという作戦をとるんです。すると。「ムフフ」が気持ちに余裕を与えてくれます。



    きっと人それぞれ、生きていく上での役目があるんだと思います。
    それを自分だけの思い込みや、まわりの言葉を鵜呑みにして、「できない」とか「やりたくない」と敬遠していることってあるかもしれません。
    もっと、自分に素直にならなきゃ。
    自分の役目は、きっと自分の好きなことです。
    みんなと同じじゃなくていいんです。逆にみんなと違うほうがいい。だって、いろんな役目がないと、世の中成り立ちませんものね。



    自分の想像で自分を苦しめているだけの話で、当の猫は実に伸び伸びとリラックスして留守番を楽しんでいるもんなんです。
    大丈夫、もっと猫を信頼してください。
    そして、もっと自分に自信を持って。
    みんな、そんなに弱くありません。
    世の中のたいていのことは何をどう心配したところで、なるようにしかなりません。とにかく苦境に立たされても誠意をもってあたれば、なんとかなります。
    逃げないで、誠意をもってあたってくだけろ!の精神でいきましょう。



    ユーモアセンスのある人や会話が面白い人というのは、間の取り方が上手です。会話にリズムがあって、相手に合わせられる。それだけ守備範囲が広いということですね。
    相手の気持ちを察して敏感に反応するから、会話が弾むんでしょうね。つまるところ、ユーモアのセンスというのは気配りじゃないかと私は思ってます。



    人間は「気は心」みたいなところが、たぶんにあります。
    だから、「正しい」とか「正しくない」のまっすぐな信念より、しなやかにおつきあいする気持ちが暮らしやすくするコツなんだと思います。
    「自分は間違ってない」と思っても、相手のあることですから、時にはこうした理屈は引っ込めなくてはなりません。人間関係は理屈ではなく、感情や感覚に訴えるほうがスムーズにことが運ぶものです。自分の意志に基づいた柔らかな力を持って、引くときは引く。だれだって、無駄な争いはしたくありませんもの。



    「断ってもその人を否定したことにならない」ということも覚えておくといいと思います。これは、断られる側になったときに有効に作用します。もちろん、断る時も気がラクになるでしょう。
    私たちはしばしば、「断ったら嫌われるんじゃないか」とか考えてしまいます。恋愛とかは別として、たいていの場合断るのは事柄であって、相手ではないのですよね。
    だから、心配せず、堂々ときっぱり、素早く断っていいんです。
    ホントは断りたいのに、いい人に思われたくてきちんと断れない人は、自分にウソをつくことになるから、ストレスが溜まっちゃうんじゃないかな。
    そんなに無理していい人にならなくてもいいじゃないですか。
    私は素直に断れる人のほうが信用されると思うけどな。



    他人を変えようなんて図々しい、おこがましい考えは捨てること。もしそんな気持ちが少しでもあると、相手はさらに心を閉ざすものだと思います。

  • 行動を起こす、自分から発信する、ライブ(生)で体験して感受性を磨く!この方のように自分も積極的に動いていきたい。

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