- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767814513
作品紹介・あらすじ
関東近郊の見学可能で美しく魅力的な洋館建築を多数取り上げ、特徴的な建築様式や、その建物ならではの装飾など洋館の魅力を伝える。
感想・レビュー・書評
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行ってみたい洋館だらけ
写真を見てるだけでワクワクする詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いやぁ洋館って本当に素晴らしいですね!
声を大にして言いたい、言った。
毎晩この本を読みながら妄想にふけるわけですが、この本には東京と神奈川の洋館が主。
ちなみにわたしは東京都内では、旧岩崎邸庭園がダントツで好き!!素晴らしきジャコビアン様式!玄関ポーチの双子柱も完璧!この本の表紙でもあるんですけどね、もうマリーアントワネットが出てきそうです。外観だけでなく内装も美しい!まぁとにかく芸が細かい!双子柱の下のストラップワークとかステキ!もう、うっとりしっぱなし。
横浜では断然山手が多いけど中でもブラフ18番館が好き。色合いが外国ぽいし、絵本のなかそのもの。かわいいかんじです。
好きな人と洋館巡りしたいな。 -
立ち読み:2012/10/6
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:523.136||シヌ
資料番号:20100693 -
詳細な説明と多いカラー写真。近隣に行かなければならないところがまた増えてしまった。死ぬまでに行けるだろうか。
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日本の東京、横浜湘南地区の一応、中を見ることのできる洋館のまとめ本。
細かな解説や間取りなんかも載ってて詳細で楽しい。
コンドルさんという方のが個人的に好みだった。 -
東京・横浜・湘南エリアの洋館が紹介されています。大判で写真も豊富です。オランダ大使公邸は見応えのある建物ですが、最近は公開されていないようで残念です。横浜エリアの洋館はまだ行っていないので、涼しくなったら行こうと思いました。
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<閲覧スタッフより>
整然とした佇まい、細部まで拘った装飾。日本家屋とはまた違った美しさを持つ姿に心惹かれる方も多いのではないでしょうか。この本では東京・横浜周辺の洋館にスポットを当て紹介しています。知っているともっと楽しめる専門用語もわかります。洋館の魅力がふんだんに詰まった一冊。
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所在記号:523.136||シヌ
資料番号:20100693
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表紙は、旧岩崎邸。
地域的に、東京と神奈川の一部のみとなっているので、日本全国にある、最高傑作の洋館を網羅するものではないが、全ページオールカラーで、建物全体、部屋の内部、特徴的な細部の意匠などが、バランス良くふんだんに載っている。
歴史的由来、建築様式、建設の意図などが詳しく説明され、玄関から入って、各部屋を回り、サンルームに到り、ベランダから庭を見降ろしたり…と、説明を聞きながら見学して回っている気分にさせる。
写真には、「この部分に注目」とか、「ここが特徴的」、「ポイント」「この形が美しい」「何気ない小窓の連なりがかわいい」など、『建築萌え』とも言える吹き出しが控えめに加わっていて、固くなりがちな本を楽しく読ませてくれる。
どれも美しくため息の連続だが、個人的に面白かったのは鳩山邸。
あちこちに隠れているハトのモチーフや、ステンドグラスに五重の塔が描かれていたり、外壁にいきなり鹿の頭が飛び出ていたり、遊び心満載である。
ヨーロッパに出向いて、本物を当地で見るのとは違い、日本に住んだ外国人が、異国で建てられる範囲で建てたり、日本の気候風土に合わせてアレンジしたり、文明開化で初めて西欧の文化に触れた元武士の政府要人とか、華族などが、自分の趣味などを入れつつ建てた家『洋館』は、同じ経緯を持つ『洋食』と並んで、日本独特の物だと思う。 -
東京・神奈川に残る洋館の紹介。