文豪の風景

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767817125

感想・レビュー・書評

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  • 日本人なら、たいていだれもが知っている作家の大御所総勢36名を取り上げ、その原風景(おもに出身地の風景)を中心に、その生涯をダイジェストで描いたのが本書。

    私個人としては、学生時代に授業出てきて試験に出るからと、作家の顔と出身地、その代表作を覚えさせられたという印象が強いためか、いわゆる純文学と呼ばれる分野が苦手で、本書で取り上げられた方々の作品で、実際にきちんと手に取って(授業以外で)読んだものは三人だけでした。

    だからかもしれませんが、授業を離れてから、それぞれの生涯を読んでいくのは興味深かったです。
    今でこそ有名ですが、生前はまったく売れずに亡くなった人から人気作家まで、それぞれの人生の悲喜交々が短い文章から伝わります。

    ある程度知識がないと、それぞれの生涯が4ページ分でざっとまとめられていますので、読みにくいところはあると思いましたので、高校生以降の方にお勧めしたい作品でした。

    図書館スタッフ(東生駒):homusa

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100388172

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著者プロフィール

◎高橋敏夫(たかはし・としお)
1952年生まれ。文芸評論家、早稲田大学文学部・大学院文学研究科教授。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。『藤沢周平 負を生きる物語』、『ホラー小説でめぐる「現代文学論」』、『井上ひさし 希望としての笑い』、『松本清張 「隠蔽と暴露」の作家』など著書は30冊をこえる。

「2019年 『抗う 時代小説と今ここにある「戦争」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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