東京の美しい洋食屋

著者 :
  • エクスナレッジ
3.38
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767827483

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 高級レストランと言っても良い歴史や風格
    のある洋食屋さんを紹介します。

    五反田駅前にひっそりと佇む「グリルエフ」
    浅草で威厳のある存在感を出している「グ
    リルランド」など、行ってみたくなる洋食
    屋さんが満載です。

    神保町の「ランチョン」は早い時間いフラ
    ット立ち寄ってみたいですね。

  • 同じ作者の「昭和の店に惹かれる理由」「シェフを続けるということ」という2作品が面白かったので手にとってみた。最近はいわゆる洋食を目指す若い料理人が減っている〜いわゆる洋食、じゃなくてイタリアンとかフレンチとかを目指すようになっているから〜ということに危機感を抱いた作者が洋食の素晴らしさを伝えようと書いた本、ということらしい。だからか冒頭の二作品に比べてガイドブックの要素が強い印象。載ってる店を列記してみる。グリルエフ、グリルグランド、アカシア、グリル佐久良、レストラン大宮、小春軒、松栄亭、入舟、ぽん多本家、銀之塔、資生堂パーラー銀座本店、銀座みかわや、香味屋、厳選洋食さくらい、ヨシカミ、レストラン早川、ビヤホールライオン銀座七丁目店、ビヤホール・洋食ランチョン、サントリーラウンジ イーグル、カフェテラス ポンヌフ、みやざわ、喫茶ニット、ストロバヤ、レストラン スカンディヤ、六本木シシリア、コルシカ、グリル・エス、山手ロシュ、ホフブロウ、ホテルニューグランド コーヒーハウス ザ・カフェ、銀座スイス、煉瓦亭。行ったことあるお店もあればここは是非行ってみたいというお店もあって楽しく読めた。お店の一覧見る人が見れば分かるのだろうけど東京の、といいつつ横浜の比重が大きく東京の下町が少し少ないかな、という印象。まぁ作者の好みや生活圏に関係してるのかな。装丁も美しく取材対象への愛情溢れる文章と美しい写真ですぐにでも食べに行きたくなる…愛すべき、そしてちょっと危険な作品でした(笑)

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1967年、秋田県生まれ。文筆業。レストラン取材のほか、主に料理人、生産者など「食」と「飲」まわりの人々、店づくりなどの記事を雑誌・新聞等に寄稿。著書に『シェフを「つづける」ということ』『昭和の店に惹かれる理由』(以上、ミシマ社)、『シェフたちのコロナ禍』(文藝春秋)、『東京の美しい洋食屋』(エクスナレッジ)、『変わらない店』(河出書房新社)などがある。第6回(2021年度)「食生活ジャーナリスト大賞 ジャーナリズム部門」を受賞。2023年4月、『東京で十年。』(プレジデント社)を上梓。

「2023年 『ピッツァ職人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井川直子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×