英国教会の解剖図鑑

  • エクスナレッジ
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767830643

作品紹介・あらすじ

ベストセラー『英国建築の解剖図鑑』待望の続編!
美しいステンドグラスに壮麗なアーチ天井、天を突くようなゴシックの尖塔。
英国には16,000もの教会があるといわれます。本書では教区教会から大聖堂、修道院など、
あらゆるタイプの教会建築を網羅。祭壇、内陣、身廊といった部分の名称から様式の変遷まで、時代を追ってイラストで読み解きます。
英国、そして西洋の歴史と切っても切り離せない教会建築を楽しく学べる一冊です。

たいていの場合、教会はその地域でいちばん立派な建物で、地域で唯一の登録建造物ということもめずらしくありません。
建築家や職人、芸術家が存分に腕をふるえるのが教会建築だったのです。
キリスト教の伝来から現代まで続く、歴史の生き証人ともいえる英国の教会をイラストでひもときます。

――英国にはさまざまな建築様式の教会があります。ノルマン建築、ゴシック建築、古典主義建築の教会もあれば、
訪れた人をまごつかせるような折衷主義の教会もあります。
この本はいわば教会建築の揺りかご。主に柱や屋根や窓といった外観に注目して、
英国の教会建築史をわかりやすくまとめました。

――あくまで気軽に読んでいただける入門書を目指したので、
教会の持つ宗教的な意味合いを深く掘りさげることはしませんでした。
その分、くり返し登場するパーツの名前(建築の文法)や、
建築様式ごとの特徴(建築言語)を丁寧に解説していきます。

「はじめに」より

【目次】
・教会建築の文法 
・建築言語を学ぼう 
  サクソン&ノルマン様式
  アーリー・イングリッシュ様式
  華飾式
  垂直式
  バロック様式&ゴシック・サバイバル
  ジョージアン様式
  リージェンシー&アーリー・ヴィクトリアン様式
  ハイ・ヴィクトリアン様式
  現代建築
・建築好きなら見ておきたい教会
・地図
・追悼記念碑
・ガラス
・付属家具・備品

感想・レビュー・書評

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  • Watercolour artist Matthew Rice | Work in Progress - YouTube
    https://m.youtube.com/watch?v=AO89252JdH8

    X-Knowledge | 英国教会の解剖図鑑
    https://xknowledge-books.jp/book/9784767830643

  • とても綺麗な丁寧な本。私は門外なのでこの本の本当の価値が分からなくて、自分の無知さに恥ずかしく、評価は正しくできてないです。なので星3。知見があればこの本の評価が正しくできるのに…ごめんなさい。

    細かな教会の作りやレリーフ、構造の図解はもちろん、歴史背景や建築用語まで幅広くモーラされています。眺めるだけでも素敵。写真でなく絵(デッサン)されているのも良い。
    当たり前だけど、一重に教会も次代や歴史や宗派、影響や支援を受けている民族?貴族?によってもこんなに違うのかと気がつきました。

  • イラストであるゆえの雰囲気の掴みやすさと、イラストであるがゆえに細かいところは分かりづらいという難点が。

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著者プロフィール

画家、デザイナー、作家。
『英国建築の解剖図鑑』(エクスナレッジ)をはじめ、主に英国の建築に関する著書多数。
陶芸家のエマ・ブリッジウォーターとの長年にわたるコラボレーションでも知られる。
現在はオックスフォード近くにある中世のゲートハウスに住んでいる。

「2022年 『英国教会の解剖図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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