石黒亜矢子作品集其の弐

著者 : 石黒亜矢子

• 玄光社 (2023年5月15日発売)

作品紹介・あらすじ

化け猫や妖怪をモチーフとした作品で人気の絵描き・石黒亜矢子さんの画集第2弾。前回の作品集以降に描いたオリジナル作品や、イラストレーション、そして本書のための描き下ろしなど、100点以上を収録。

感想・レビュー・書評

[青竹さんの感想 · 2023年6月30日]

化け猫や妖怪がモチーフになっていますが、どこか憎めない表情を見せてくれます。

A5サイズなのでこじんまりした感じがかわいらしさにつながるのでしょうか。細かく描き込んであるところも見どころです。

作品集として2作目なので、1作目も拝見したいです。

[マンボウ大解剖さんの感想 · 2023年5月31日]

猫好きには堪らんやつです。
地獄十王図、隅々まで眺めれます。
9月まで開催の展示会も行きたい！

[からべーさんの感想 · 2023年7月8日]

■書名

書名：石黒亜矢子作品集其の弐
著者：石黒 亜矢子 (著)

■感想

2023年に世田谷文学館で開催された展覧会を機に購入した一冊。
家族が石黒さんの絵が好きで、一緒に見に行きました。

この本は、その展示会で展示されていた絵の一部が載っている感じです。
正式な図録ではないので、全部の絵が載っているわけではないです。
この人の絵はシリアス系とかわいい系がありますが、個人的には
シリアス系が好きです。
やっぱり、この系統の方がこの人の絵の良さが出ている気がします。

今回の表紙になっている展示会のキーイラストの絵がすごく好き。
この絵、見ていて飽きない。
特に閻魔の右側の猫が好き。

展示会と合わせて、楽しめる画集でした。
ありがとうございます。

著者プロフィール

1973年生まれ。絵描き。個展で作品を発表するほか、絵本作家、イラストレーターとして活躍する。著書に『ばけねこぞろぞろ』(あかね書房)『いもうとかいぎ』(ビリケン出版)『ねこまたごよみ』(ポプラ社)などがある。

「2023年 『石黒亜矢子作品集其の弐』 で使われていた紹介文から引用しています。」