- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769023364
感想・レビュー・書評
-
昔の人は、災害やふしぎなことがおこったとき、
自然がなにかをいいたがっていると感じていました。
それは、自然からの使いである百鬼のすがたが、
きっと見えていたからでしょう。
私は何度か、物の怪や百鬼の類に出会ったことがある。
もちろん、自然の神々にも。山の神、風の神、そして菩薩にも。
黄金に輝くトドマツを見たり、海の中から空へと翔けていく魂を見たとき、
私は何度も生命と死の狭間を彷徨った。そして、何度も戻ってきた。
そろそろ、終わりが近づいている。月と太陽の様子を見ていて、そう感じる。
千年前の古典作品を、あのよしながこうたくが、真面目な絵本にしている。
いつの日か、こどもたちが受け止めて、みんなが暮らす森や川や海や空を
もうこれ以上こわさないような大人になってくれることを願って。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『今昔物語集』「百鬼夜行図」がもとになっている。
現代人の環境破壊に警告する百鬼たち。立松和平さんらしい絵本。よしながこうたくさんの絵がインパクトありすぎて、ストーリーが頭に入らず残念。 -
この本は、3年4年生の放課後の読み聞かせ
で声の分担をして読みました。
この中で何人覚えていてくれるかな?
うっすらでも心に残ってくれると、嬉しいなあ。
と思いながら読みました。
-
2020.07.07
-
14分。人間が木を切り倒し、鬼たちは自然の大切さを伝えようとアクションを起こす。自然破壊について。