サンタが贈るお母さんの教科書―あなたがママなら大丈夫!

著者 :
  • こう書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769610540

感想・レビュー・書評

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  • ・研修でこの著者の講義を受けたことがきっかけで読んだ本。
    ・以下の2点がとても参考になり、実践している。
     -脳は「ない状態」を想像できないため、「~しないで!」といっても伝わらない。
     -人は同じリズム(呼吸)の人に対して安心する。
      子供を寝かせるときに同じ呼吸をして寝たふりをすると、
      子供も割とスッと寝る。

  • 個人的にも親交のある方が著された本です。

    ジャンルとしては「子育て支援」、小学生以下の子どもをもつお母さん・お父さんを応援する一冊だと思います。
    ですが、私は、乳幼児、児童とふれあうことを職業やボランティアとして活躍されている人、とりわけ保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の方、またその職業を志望する方にも必読の著書だと思います。
    子どもの発達段階に沿いながら、それぞれの段階で抱く心理・情緒を丁寧に解説されていて、段階に沿った子どもの支援や言葉かけ、働きかけを考えられます。

    子どもと関わるすべての人に読んでほしい一冊です。

  • http://big-river.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-f3df.html
    一時、「天才児教育」ブームみないなのがあったと思うんだけど、そういう流れではなく、普通の人の地に足のついた子育ての中で出来ること、気をつけたいことが書いてある。これ、大事やと思う。
    私は決して天才児教育を批判するわけじゃないけど、皆がそっちの方向ばっかり向いてたら、やっぱり序列の世界につい行きがちな気がした。障害のある子どもや親もいるとか見えにくくなるんじゃないかな。
    子どもの好きなことを応援したり、得意なことを伸ばしてあげるのは普通に良いことだと思うけど。

  • チェック項目41箇所。学校教育以前にすべての人間が、母親もしくは母性の影響を強く受ける。子どもが変わるには母親が変わる。孤独を感じる子どもは他国に比べ日本は3倍。3割の子どもは孤独感あり。昔と比べるといろいろな考え方や方法が溢れていて何を信じてよいかわからない。「親」・・・立って木を見る。親がやるべきことは木に水を与えること、萎えたら、肥やしを与えたり、支えをつける。信じてくれる人の立場に立つことを一番求められるのが母親。子どもを変える→能力を引き出す。人間だけが無限の可能性を持つのは人間だけが言葉を使う。言葉がなければ思考ができない。複雑な記憶ができない。99%は環境。その存在をそのまま認めてあげる。完璧な人間はいない。完璧な親であろうとしてはいけない。失敗してもいい。子育ては他人の力を借りる。「ありがとう」、「ごめんなさい」を言う。コミュニケーションの成果は聞き手を受け取ってくれた言葉の量で決まる。人間が恐れるのは知らないもの。死が怖いのは死のことを知っている人間が誰もいないから。我慢の仕方を教える。怒っても泣いてもいいけど、物を壊したり、他人を傷つけてはいけない。否定語に効力なし。外的動機付け・・・価値のあるものをあげない。評価ではなく状況を伝える。手伝ってくれるから助かる。仕事が早く終わった。遊びも全力で。勝ち負けを経験させる。わざと負けない。負けても卑屈にならない。勝っても驕らない。漫画は親が選ぶ。ゲームは中毒にすることをビジネスモデルにしている。時間管理は親がしっかりやる。ルールや決まりはなぜそうなのかを子どものレベルで教える。アイ・メッセージ、私はその言葉遣いが嫌いだからやめて。など。メッセージには相手の意識に届くメッセージと心に届くメッセージがある。単語会話を親が理解できてもあえてとぼける。自分で行動する癖をつける。お店でも自分で言ってみる。金銭教育は低学年から。マナーや礼儀を身につける。子どもを助ける。叱り方・・・褒めるときは上のレベルで。叱るときは同じレベルで。アイデンティティー、信念・価値観、能力、行動、環境の5段階ピラミッド。食卓勉強・・・一般常識の8割は食卓で。視覚、聴覚、体感の3タイプ。子どものタイプは?自分は?視覚、図やイメージで物事をとらえる。聴覚、音や言葉を大切に。論理的に筋道を立てる。体感、直感を大切にする。放任と過干渉はいけない。子どもが国の宝なら母親も宝。

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著者プロフィール

合同会社un-Limited School代表/NPO法人日本スクールコーチ協会 副理事長
ニュートラルベースNLP®開発者&マスタートレーナー/米国NLP協会認定トレーナー・アソシエイト/Project Adventureファシリテーター/[よのなか]科マスターティーチャー
1992年大阪教育大学卒。総合商社に12年勤務の後、よのなかを変えようと中学校教師に転職し11年勤務。独自の英語教育法、生徒指導法、学級経営を展開し、2015年に独立。ネガティブでもポジティブでもなく、ニュートラルな状態を最善とする『ニュートラルベースNLP®』を開発。全国の企業や各種団体、個人に向けて、また海外においても、人の活かし方、自分の活かし方を伝えるべく、メンタルケア、リーダーシップ、モチベーションアップなどの講演、セミナー、 個人セッションを多数開催している。著書に『サンタが贈るお母さんの教科書』(こう書房)、『今日から子どもと心がかよう魔法のことば』(明日香出版社)等。
HP: https://unlimitedschool.jp/

「2019年 『元商社マン教師の学級経営革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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