禅、捨てる生き方

著者 :
  • こう書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769611035

作品紹介・あらすじ

先入観を捨てて、真っ白な心で世間と向き合うこと。自らを飾り立てようとしている虚栄心、プライドを捨てて、ありのままの自分として存在すること。どんなに成功を収めたとしても、その成功に浸らず、「自分は何も持っていないのだ」と思える謙虚な心。禅が教えてくれる、そんな「捨てる生き方」。

感想・レビュー・書評

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  • 禅の言葉とともに、心穏やかに生きる智慧を紹介。

  • 禅語を取り混ぜながら、とらわれない生き方を解説。
    わかりやすい。
    もっとシンプルに、とらわれずにこだわらずに、今日を丁寧に生きる。これでいいのだと捨てる。何が起きても大丈夫。大事なものは当たり前の中に。
    「一期一会」は井伊直弼が茶席の極意を述べた言葉で、一生一度だけ出会う、その一瞬一瞬を大切にする。それに加えて「独座観念」お客が見えなくなるまで見送りそのあともう少し時間をかけて、相手はどう帰っているだろう、もう二度とないあの一瞬に思いをはせる。静かに心に余裕を持つこと。

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著者プロフィール

有馬賴底(ありま・らいてい) 昭和8年(1933)久留米藩主・有馬家の子孫として東京に生まれる。16年、大分県日田市臨済宗岳林寺にて得度。30年、京都臨済宗相国寺僧堂に掛搭(かとう、=入門)、大津櫪堂(れきどう)老師に師事。43年、師の後を受けて相国寺塔頭大光明寺の住職となる。46年、相国寺派教学部長、平成7年、臨済宗相国寺派7代管長(相国寺132世)に就任。同時に鹿苑寺金閣、慈照寺銀閣の住職も兼務(現在、銀閣寺は退任)。京都仏教会理事長。
〈著書〉
『古寺巡礼京都 相国寺』『古寺巡礼京都 金閣寺・銀閣寺』『茶席の禅語大辞典』(以上、淡交社)、『禅と茶』(学研)、『茶人よ自由になれ』『よくわかる茶席の禅語1・2』(以上、主婦の友社)、『禅僧の生涯』『禅茶巡礼』『禅と茶の湯』(以上、春秋社)、『茶席の禅語ハンドブック』(里文出版)、『禅の心・茶の心』(共著、朝日新聞社)、『無の道を生きる―禅の辻説法』(集英社新書)ほか多数。

「2022年 『必携 茶席の禅語ハンドブック 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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