戦闘機パイロットの空戦哲学

著者 :
  • 潮書房光人新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769809036

感想・レビュー・書評

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  • 1999年刊行、ずいぶん昔に買っていた積読からの読み直し…自分自身が、友人との別れや仕事上での葛藤に悶えるこのタイミングで、この本を読み終えたことを“幸運”と思える。一見、我々凡人の日々とは乖離し過ぎているかに思える、特殊な元ファイターパイロットが、淡々と語る話の中には、現状を突破する様々なヒントが与えられているとさえ思う。話は逸れるが、相方に、彼女が仕事上必要だと読まされていた“チームリーダーに求められるコーチング”云々のもっとも臭いマニュアル的な書籍より、よっぽど実践的で本質を得られると言ったら一笑に付されたが(笑)、小利口でインテリジェンス丸出しな、口と頭だけで“金”や“処世術”を机上で捏ねくり回したコーチング論よりも、数百倍優れていることは絶対譲れないと思ったりする。

  • 21年7月
    死と生と隣り合わせの仕事の人って、自分を強く律して志があって、それでいて偏りがないよね。 
    少しでも現実から目を離して自分に都合がいいように解釈したり、
    一瞬でも判断が偏った瞬間、命を落とすって。そっか・・・・。なんだか清々しい人だなあ。
    普段関わることのない戦闘機パイロットさん。こういう人たちが国を守ってるんだね〜。

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