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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769812951
感想・レビュー・書評
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中々に面白い内容だった。
この本に書かれた内容を自ら裏付けたわけではないので絶対に正しいとは言えないが、今までの考えに新たな視点が加わった事を感じる事ができた。
太平洋戦争における最大の失敗は長期的な方針が存在していなかった為だと思う。まあ、陸軍は元々が対ロシア、体ソ連の為に準備していたから対米、対英に対する準備ができていなかったという事になるのだろう。海軍も艦隊による決戦自体は想定していただろうけど、それ以外の敵地の占領や島嶼防衛、海上護衛はあまり考えていなかったようだから同じだな。
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ハルノートは最後通牒ではなかった。
租界が中国にしかなかった理由。
日本の勝機は南太平洋の航空撃滅戦で失われた。
統帥権干犯は単なる明治憲法第11条の解釈ミスに発している。
226事件はわずか一瞬の間隙をついた武装蜂起だった。
支那事変を泥沼化させた責任は近衛文麿にある。
日本が戦時生産の拡大に失敗した原因は国家総動員法による統制経済であった。
昭和10年まで日本経済は欧米を凌駕する高成長を遂げたが、統制経済への移行によって昭和31年まで実質ゼロ成長だった。
どうです、読んでみたくなりませんか?
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