戦雲の果てで: 語られざる人と飛行機 (光人社ノンフィクション文庫 753)
- 潮書房光人新社 (2012年9月30日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769827535
感想・レビュー・書評
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家の片づけをしていたら出てきた。「下士官兵は強かった」は読んだ記憶があるが、本が新しく、おそらく前に読んだのとは別の本だと推測。読み始めたところ、確かにほかの編は未読だった。
歴史を知る人が次々と他界してしまうので、華々しくなく記録の残りづらい戦争の記録について記そうというこの本。確かに地味ではあるが、戦争中の様々なことを知ることができ、地味であっても決して価値が薄いわけではない。
12編の記事を集めて本にしたとあるが、あとがきの渡部洋二氏の父上と、奥様の父上の満州でのエピソードは13編目の戦記として重い読み応えがある。
2014年1月17日に書泉ブックタワーにて購入と記録してあった。約3年ぶりに読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第2次大戦中の日本陸海軍航空隊の語られざる航空秘話10編とヨーロッパにおける航空戦史2編からなる短編集(2012/10/23発行)。
本書は主に日本陸海軍航空隊で、整備、偵察、航法、飛行要務など地味な分野にに携わった将兵の様々なエピソードが綴られてものです。 そのため内容は今一つでしたが、ミッドウェー海戦で沈没した空母4隻の内、最専任の艦長でありながら1人退艦し、元山空司令の時も大勢の部下を見捨てて逃げ去っていたと云う青木泰二郎大佐の話は、一際興味深く思いました。 -
2013.9
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