残るものは何か (クリスタ・ヴォルフ選集 1)

著者 : クリスタ・ヴォルフ 保坂一夫

• 恒文社 (1997年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「女性が書く行為」の意味を問いながら、現代社会がかかえる問題に真正面から取り組み、みずからの文学の可能性を切りひらこうとするヴォルフが、秘密警察の監視を受けた自身の体験をとおして作家のありかたを考察、ヨーロッパのジャーナリズムに大論争を引き起こした、注目の話題作。

著者プロフィール

1929年、現ポーランド生まれ。旧東ドイツを代表する女性作家。『引き裂かれた空』『クリスタ・Ｔの追想』など。

「2010年 『失踪者／カッサンドラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」