24フレームの映画学――映像表現を解体する

著者 :
  • 晃洋書房
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本棚登録 : 169
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771034518

作品紹介・あらすじ

映画を計測する
映画はもはや、映画館で「注視」することが主流の視聴モードではない。一回性は失われ、いつでも繰り返して観ることが可能になった。さらには「ながら見」や移動中など、「気散じ」的な視聴モードも一般化し、映画の時間・空間は、その構造の変化を余儀なくされている。いま、映画はどう論じうるだろうか。
映画の誕生からその文法までを丁寧に紐解き、さまざまな映像表現を真摯に見つめ、フレームの奥深い内部だけでなく、フレームの外部や裏側まで思考を重ねる。映像表現の醍醐味に光をあてなおす、まったく新しい映像論。

感想・レビュー・書評

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  • 勉強になる。映画に詳しくなくても読みやすい文章。この本を読んだあとに映画やドラマを観ると、「あ!『24フレームの映画学』に出てきたやつだ!」と進研ゼミになります。

  • 2022年7月~9月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00601480

  • 2022/3/21

  • 2021I017 778/Ki
    配架場所:A2  東工大の先生の本

  • ◆7/17オンライン企画「わたしの”好き”を見つける」で紹介されています。
    https://www.youtube.com/watch?v=roZ2LviU1jQ
    本の詳細
    http://www.koyoshobo.co.jp/book/b577047.html

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著者プロフィール

映画研究者/批評家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。単著に『椎名林檎論——乱調の音楽』(文藝春秋、2022年)、『アクター・ジェンダー・イメージズ——転覆の身振り』(青土社、2021年)、『24フレームの映画学——映像表現を解体する』(晃洋書房、2021年)、『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩書房、2019年)、『スター女優の文化社会学——戦後日本が欲望した聖女と魔女』(作品社、2017年)、共編著に『川島雄三は二度生まれる』(水声社、2018年)、『リメイク映画の創造力』(水声社、2017年)、翻訳書にポール・アンドラ『黒澤明の羅生門——フィルムに籠めた告白と鎮魂』(新潮社、2019年)などがある。

「2023年 『彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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