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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771034624

作品紹介・あらすじ

注目の論客によるアメリカ批判理論の総決算.
新自由主義が実現されるとき格差と分断が広がり,呼応してポピュリズムによる排外主義と権威主義が勃興する.エリートによる支配と民主主義が空洞化・後退した社会を我々はどのように捉えればよいのか.

マーティン・ジェイと日暮雅夫によりアメリカ批判理論の注目論文を日本独自に編纂。アメリカ批判理論による新自由主義への批判は、経済的再分配問題に始まり「権威主義」という政治・社会文化問題へと展開される。トランプ主義の危機に迫るフランクフルト学派、マルクス派、フェミニズムを総合するアメリカ批判理論の総決算!

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  • 東2法経図・6F開架:361.234A/J29a//K

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著者プロフィール

マーティン・ジェイ(Martin Jay)
1944年生まれ。1971年ハーヴァード大学哲学博士(歴史学)。以来、カリフォルニア大学バークレー校でヨーロッパ思想史を担当。現在は同校名誉教授。「フランクフルト学派」の「批判理論」の思想史的領野をアメリカからの視座で分析する研究を開始。のち、ヨーロッパ(とくにフランス)20世紀思想を「視覚の権威剥奪」の契機から読み解く思想史的分析などに研究対象を広げている。邦訳書に『弁証法的想像力』(みすず書房)、『マルクス主義と全体性』(国文社)、『アドルノ』(岩波現代文庫)、『永遠の亡命者たち』(新曜社)、『暴力の屈折』(岩波書店)、『力の場』、『世紀末社会主義』、『文化の意味論』(以上、小局刊)、編著に『ハーバーマスとアメリカ・フランクフルト学派』(青木書店)、『アメリカ批判理論の現在』(こうち書房)ほか。

「2024年 『うつむく眼〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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