ボールと日本人―する、みる、つくる ボールゲーム大国ニッポン―

著者 :
  • 晃洋書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771035126

作品紹介・あらすじ

現在のボールゲームのほとんどは、明治期以降に欧米から渡来したものですが、日本人のボールゲームとの出会いは古代にまでさかのぼり、現代まで幅広い人々に楽しまれてきました。
「する」、「みる」ボールゲームの歴史はもちろん、「昔の人はどう動いたのか?」といった運動技術、ボールゲームの発展を支えたボール職人の存在など、幅広い視点から、時代の変化とともにボールゲームがどのような変遷をとげていったのかを見ていきましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 2022年1月期展示本です。
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  • ボールと日本人の出会い―雅な貴族スポーツの時代:
    古代貴族のスポーツ―外来スポーツの伝来
    ボールに魅せられた貴族たち―蹴鞠と打毬
    ボールを打った庶民たち
    ボール職人あらわる

    ボールを蹴る武士、打つ庶民:
    中世のスポーツ―「雅」から「武」へ
    天皇はトップアスリート―洗練される貴族の蹴鞠
    武士と蹴鞠―折り重なる為政者のスポーツ文化
    ボールを打ち合う人々
    ボール職人の時代

    武士とボールの新しい関係―打毬に熱中する“公務員”:
    平和な時代の到来―殺しの技からスポーツへ
    徳川吉宗のスポーツ政策と日本式打毬の誕生
    打毬競技の隆盛

    花開く江戸のボールゲーム―平和が生んだ庶民スポーツの世界:
    江戸庶民のスポーツ
    手を使うボールゲーム
    足を使うボールゲーム
    打具を使うボールゲーム
    江戸のボールゲームの特徴

    ボールと日本人の新しい関係―日本型から欧米型へ:
    新しいスポーツとの出会い
    欧米型ボールゲームの到来
    いざ、国際舞台へ

    新時代の幕開け:
    ボールゲームの時代の到来
    ボールの性能が低かった時代
    ボール革命起こる
    「みる」ボールゲームの時代へ

  • 日本に輸入されたボールゲームがどのように日本化し、普及していったかを資料を丹念に辿り説明した本。

    特に用具の発展が競技の進化に大きく関与しているという視点から、用具史も並行して解説しているのが面白い。

    P97の紀州藩の打毬については、毬門が水平となっているが、挿図を見る限り垂直なので、図を間違えて挿入しているのかもしれない。

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著者プロフィール

東洋大学・法学部・法律学科 教授
同大学バスケットボール部女子部ヘッドコーチ

「2021年 『スポーツ技術・戦術史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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