『ショーシャンクの空に』をもう一度みる

著者 :
  • 晃洋書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771037243

作品紹介・あらすじ

希望を捨てず今を必死に生きるすべての人に
数々の映画ランキングにランクインする不朽の名作、『ショーシャンクの空に』。
なぜ、時代や国境を超えて多くの人びとに愛され続けるのか。
本作品を500回以上みてきた著者が、様々な切り口から作品の魅力に迫る。
この本を読めば、この名作を「もう一度」、いや「何度でも」みたくなる――。

感想・レビュー・書評

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  • とある国家試験でまさかの大失敗をして、実家に戻ってふさぎ込んでいたとき、たまたま母が借りてきたときに観たのはもう20年以上前。
    何の前知識もない私は、気がつくとアンディに自分を重ねていた。
    そして、あの結末近くで読まれるアンディの手紙の言葉。
    『希望』という言葉がどうしてあんなに私をむせび泣かせたのか。

    この本は、あの映画がなぜそのような力を(普遍的に)持つのか、精密な外科手術のように、丁寧に慎重に解剖して見せてくれる。
    それも単なる映画評論ではなく、作者の熱い愛情が底流にあるので、まるで同好の士と頷き合いながら対話しているような気持ちで読める。

  • キューブリックの作品とは違い多様な解釈ができる作品ではないので、細かい所を一生懸命論じております。作品内容にフォーカスしているので、監督、スタッフ、出演者に関する情報がほとんどないのは、残念な所です。鬼滅の刃との共通点の項目がありますが、本人は共通点を見つけるのが楽しいかもしれないけど、共通点ありきで探せば他にいくらでもありそう気もします。でも、好きな作品の本が出ることはいいことなので、これを機会に分厚いメイキング本とか出してくれるとうれしいです。

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著者プロフィール

大阪樟蔭女子大学教授

「2023年 『『ショーシャンクの空に』をもう一度みる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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