- Amazon.co.jp ・本 (42ページ)
- / ISBN・EAN: 9784771110267
感想・レビュー・書評
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昔話といえばその世界を外側から見るようにストーリーを読む、聞く、ことしかしてこなかったものを、主人公の目線で考えるという形がとてもおもしろいと思いました。
ストーリー自体はもちろんよく知っている浦島太郎ですが、よく知っている物語だからこそ、違う視点から見る事に意味があり面白いと思ったのだと思います。
息子(10歳)に頂いたものですが、もっと小さい頃に読ませたかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
6歳息子。
だんだん一人で本を読むようになってきたので、感想基準変更しました。主に親が選んだ作品を図書館から借りてきています。
6歳1ヵ月
〈親〉
絵が好き
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム
その他 ◯◯
浦島太郎の目線で物語が語られる『浦島太郎』。
浦島太郎が亀をたすけますが、はじめから恩返しをあてにしている設定。
自分の日常に飽いていた、という設定。
マイナスにかかれているので、あら息子に読んでもいいのかしら、と思ってけれど、
息子が気にしたポイントは、300年もたってしまって、おかあさんに会えなくなってしまったこと。
「お母さんとお父さんに会えないのやだよ〜」
とべそをかく(演技?)、まだまだかわいい6歳児。
あとがきにありましたが、『子どもたちなりのオリジナルの(浦島太郎の)「心」を想像してもらう。』
と本作品をもとに自由に考えてほしい、という意図で制作されているとのこと。
なるほど、と思いました。
私の評価基準ではどうしても低くなってしまいますが、とてもよい作品だと思いました。
息子がもっと大きくなったらまた読んでみたいです。 -
一人称浦島太郎。
お礼を期待してカメを助けたり、竜宮城に飽きて帰ることにしたり…。
浦島太郎の株が下がる。 -
一人称シリーズを初めて読んだ。思ってたよりシンプルだった。一人称だからって心情がたくさん書かれているわけではなく、そこは読んでいる子供たちに考えさせるのが目的らしい。
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自分が 浦島太郎なら どうするか…?