Flippers: Whales+DolphinsPerfectGuide

• 光琳社出版 (1997年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[新垣政人さんの感想 · 2011年10月27日]

　クジラには何か神秘的なイメージがある。神話にも、みなが知ってる物語にも頻繁に登場する。本来出会うことのない巨大な畏怖すべき存在としてのクジラ。その邂逅が日常を超越した厳かな雰囲気を作り出すのだ。存在そのものが異界との仲介者であるような生き物であるといえる。他方イルカには、親しみやすいイメージがある。意思疎通が可能な、知性ある哺乳類の同士であると考えられることも多い。彼らの活発で、楽しげな水泳はそれを見るものの心を和ませ、生命の躍動そのものを転写させるようだ。本書にはそんな彼らの生活が敷衍されている。海の中のでも、その姿を想像するのはワクワクする魅力的な思索だ。

[tokyokaiyolibsさんの感想 · 2011年7月16日]

東京海洋大学図書館の請求記号・貸出状況はコチラ：
http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=TB10025488&key=B131082245031919&start=1&srmode=0

[ながさんの感想 · 2009年12月4日]

ヒトはみな、時おり、クジラのことを考えるべきだ。
帯の台詞が秀逸。内容も興味深い。

[ヨウさんの感想 · 2009年5月27日]

クジラとイルカの図鑑