いいきもち

著者 : ひぐちみちこ

• こぐま社 (2004年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

子どもといっしょにおさんぽしていると、小さな自然にであえます。小さな花や虫や鳥たち…こころ魅かれるものたちを見つめているうちふと気がつくと、背中がポカポカ暖かくて自分たちもおひさまに見守られているような…。そんな"いいきもち"を感じていただければうれしいです。

感想・レビュー・書評

[naokoyashitaさんの感想 · 2012年4月27日]

絵本の紹介サイトで知って、
まだちいさいうちの読み聞かせにもいいかと思い
購入しました。

繰り返すことばの響きが心地よく優しい絵本です。
いまは身体を横たえてゆっくりと、
自分のために読んでいます。
喉の奥でそっところがすように読むだけでも、
おおらかな大自然に抱かれるようで
穏やかな気持ちを感じることができます。

子どもには、今はいろいろと不安の多い社会だけれども、
世界はこんなにも美しく優しい愛に溢れているんだよ、
ということもまた教えてあげたい気がします。

自分のためには、ふっと心が疲れたときに開いてみたい。
子どもにとってのいい本は、
大人にとってもいい本なのですね。

[くまぞうさんの感想 · 2024年1月5日]

花もちょうちょも、みんな何かにだかれて「いいきもち」。
黄色やピンクを中心とした優しい色合い。
手作り感が強い絵。

【ママ評価】★★
保育園の先生が準備しました、みたいな絵本。
紙を切り貼りして、ペンと色鉛筆で優しく描いて、というような手作り感のある温かさが感じられる。
けど正直こんな感じでも絵本って出版できるんだな、というアマチュア感のような印象がある。
字がハッキリしていて読みやすいし、文も「いいきもち」という温かさを感じる内容で雰囲気は良いのだけれど。

【息子評価】★★
読みはじめるなり、どんどんページをめくっていく息子。
パラパラパラパラ、次のページへ次のページへ。
読み切っていないのに次々進んでしまう。
早く終わらせたいのかな、というくらい。
こんなに駆け足で読んだのは初めてというくらい。
何か違うと感じたのか、つまらなかったのか。
2歳2ヶ月

[お豆３兄妹さんの感想 · 2023年12月3日]

ひぐちみちこさんの絵本が読みたくなって。優しい気持ちになる絵本は、あかちゃんやこどもたちの心にはもちろんのこと、お母さんの心にもゆたかに、じんわりと滋養を届けてくれる。母娘ともに温かないいきもちになって、今夜はさあおやすみなさい。

[カタラギさんの感想 · 2023年8月8日]

読了

[あおさんの感想 · 2023年8月5日]

3y
優しい気持ちになる絵本。
いいきもち、が繰り返されて読みやすいです。

[すずめさんの感想 · 2023年1月3日]

おさんぽしてると「おひさまに抱かれていい気持ち〰」と言ってる。ママもこれ読んで、抱っこせがまれた時に「抱っこって気持ちいいのか」と面倒に思わなくなった。

[ShimaneKenの読書家さんの感想 · 2022年8月7日]

いいきもちの気持ちわかるな〜
この絵本は優しさに溢れている

[ふづきさんの感想 · 2022年7月27日]

絵が画用紙の切り貼りのような所とクレヨンみたいな物で書かれてる所があり、文章も絵の感じもあたたかい気持ちで読み聞かせが出来ました。

[ラビットサンバさんの感想 · 2022年4月25日]

いいきもち。

[たんぽぽママ@米国東海岸さんの感想 · 2022年1月20日]

2歳8ヶ月　
近所の児童館にて。

著者プロフィール

1947年、大阪に生まれる。大阪教育大学美術科卒業。中学校の美術科教師を経て、現在は岐阜県在住。長女の誕生をきっかけに手作り絵本を作りはじめ、『かみさまからのおくりもの』はお母さんたちから根強い支持を得ている。ほかの絵本に、『おりがみ　いちまい』『ねんねこ　さっしゃれ』『クリスマスおめでとう』『いいきもち』（以上すべて、こぐま社）など。また、『子どもからの贈り物』『子どもの翼を信じて』（ともに、こぐま社）、『お母さんが笑った』（女子パウロ会）など、子育てをめぐるエッセイ集も人気。日本児童出版美術家連盟所属。

「2020年 『あのほん』 で使われていた紹介文から引用しています。」