にんじんのたね

  • こぐま社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784772101929

作品紹介・あらすじ

この絵本は、小さな男の子が一粒のにんじんの種を土に蒔き、「芽なんか出っこない」といわれても世話をつづけ、信じていた通りの大きなにんじんを収穫するというお話です。本国アメリカで60年以上子どもたちに愛されつづけ、古典名作絵本の代表と言われています。

感想・レビュー・書評

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  • 『にんじんのたね (THE CARROT SEED)』を一粒、男の子が土に撒きました。「芽は出ないと思うけど」とお母さん、「芽なんか出ないと思うよ」とお父さん、「芽なんか出っこないよ」とお兄さんも言いました。男の子は毎日、周りの草をとり、水をかけましたが、何にも出てこない・・・皆は何度も言いました「芽なんか出っこないよ」と。それでも毎日男の子は、草をとり水をかけてやりました。するとある日、にんじんの芽が出てきて・・・。 にんじんの種の命を育む力と、男の子の屈せぬ信念とひたむきさを語った、ほのぼの絵本。

  • おとこのこがにんじんのたねをまきます。お父さん、お母さん、お兄さんも「めなんかでない」と言われ続けても、おとこのこは毎日にんじんの世話を続けます。するとある日にんじんが・・・。アメリカで60年以上も読み継がれている名作で、おとこのこの表情ナイス!

  • 奇跡は諦めない人のもとに起こる

  • みんなに、芽なんかでないよ!と言われながらも
    芽が出ることを信じて世話をする、
    信じる気持ちを持っているのは、やっぱり子どもの特権かな^ ^
    短いお話だけど、
    読み終わると、あーよかった(o^^o)って気持ちに
    なります!

  • 自分を信じる!
    ドリームキラーをやっつけろ!!

  • くどいことはなく、シンプルに小さい子でも簡単にわかりやすく描かれている。生きていると反対や否定を受けることもあるが、この本の男の子のように自分を信じてたくましく生きてほしいと思いました。

  • 誰から何と言われようと自分が信じたことをつづけると、本書では、成功することになっているのですが〜

  • 黒い小さな種、芽が出ないよとみんなが言うけれど、、、

  • 種、一生懸命に育てれば必ず育ちます❣️

  • 《図書館》【再読】植物を育てるのは、熱意も、大事だなあとあらためて思った。

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著者プロフィール

1911年、アメリカ、メリーランド州ボルチモアに生まれる。ピーボディ芸術学院で絵と音楽を学び、その後、ニューヨークのパーソンスクール応用美術科を卒業。1940年、作家・画家であるクロケット・ジョンソンと結婚、『にんじんのたね』(こぐま社)をはじめ、数冊の絵本を共作で作った。他の作品に、『はなをくんくん』(福音館書店)、『さかさんぼの日』(偕成社)など。また、モーリス・センダックとの共作に『シャーロットのしろいうま』(富山房)、『あなはほるもの おっこちるとこ』『おふろばをそらいろにぬりたいな』『うちがいっけんあったとさ』(以上岩波書店)などがある。 「子どもの視点から世界を見ることのできる数少ない作家」 と評され、子どもの空想や遊びを熟知したうえで作られた作品の数々は、想像力やユーモアのセンスに富み、子どもの読者の共感をよんで、今日に至るまで高い人気を誇っている。1993年没。

「2014年 『くま! くま! くまだらけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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