治療関係と面接―他者と出会うということ

著者 : 成田善弘

• 金剛出版 (2005年8月5日発売)

作品紹介・あらすじ

患者の気持に治療者が共鳴するとはどういうことか、患者の心理はどう動いていくのか、他職種とコミュニケートする能力とは、等、専門領域の知識と技術が豊富に盛り込まれた実践的な臨床指導書。

感想・レビュー・書評

[関口さんの感想 · 2007年2月18日]

成田先生のご本はThにやさしいので、元気がなくなったときに読むといいかと思います。先生が今まで色んな場所で書き溜めていらした原稿の本なので、成田先生がお好きな方なら読んだことのある章も多いのではないかと思います。どの章から読んでも入りやすいので、時間のないときなんかにもお勧めです。

著者プロフィール

名古屋大学医学部卒業。
現職: 成田心理療法研究室室長。日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー。

著書に『青年期境界例』『精神療法家の仕事』(金剛出版)、『精神療法を学ぶ』(中山書店)、『精神療法家の本棚』(みすず書房) など。

「2023年 『寄り添うことのむずかしさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」