鼎談 なぜ子どもたちは生きづらいのかー 「いま」を生き抜くためのヒント

  • 金剛出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772418690

作品紹介・あらすじ

いつの時代も子どもたちは生きづらい。ならば、今の子どもたちが生きづらさを感じているのは何か? 今なにが起きているのか? SNSの発達やコロナ禍がもたらしたものは何か。

長年不登校に携わってきた二人の臨床家、高橋良臣、川場哲也と現状を憂う小説家の天童荒太が、昔日との比較をとおして現状を理解するとともに、鼎談をとおして「私たちが今できること」を模索する。語りの中から、この時代を若者たちが生きていくためのヒントが見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 本のタイトルと中身があまり合わず、期待とはかけ離れていた。

  • 児童福祉に興味はあるが、仕事は児童福祉ではない人にはちょうど良い。
    物足りない内容だった。

  • 鼎談(ていだん)とは3人で話し合うこと。

    いつの時代も「子供は生きづらさを感じるもの」と考えられてきた。感染症の拡大により、生活様式や学校の在り方、あらゆる常識が変化した現在では今までとは異なる生きづらさを感じる子どもが増えてきている。「子どもだから生きづらいのは当然」「悩むことも成長の一つ」として終わらせてしまうのではなく、その子ども一人一人に合った教育や環境を整えていくことが大人の大事な役目だと感じた。2022年に出版された新しい本ということもあり、タイムリーな話題を扱っていた。自分の子供時代と重ね合わせ、色々と考えさせられる内容だった。 

  • 鼎談、という言葉を初めて知ったよ。
    以下、メモ。
    子ども達の生きづらさの原因は、経済、対人関係、今までの固定観念、政治のあり方にある。
    いつの時代も子どもは生きづらい。サバイバルしてる。

  • 私の学生時代と今の学生は違うんだなぁ。
    生きづらさを感じたとしても、わが子が生き抜いていけますように。

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著者プロフィール

天童 荒太(てんどう・あらた):1960(昭和35)年、愛媛県生まれ。1986年「白の家族」で野性時代新人文学賞受賞。1996年『家族狩り』で山本周五郎賞受賞。2000年『永遠の仔』で日本推理作家協会賞受賞。2009年『悼む人』で直木賞を受賞。2013年『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『包帯クラブ ルック・アット・ミー!』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』などがある。

「2022年 『君たちが生き延びるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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