ケアする対話: この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ

  • 金剛出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772420242

感想・レビュー・書評

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  • 最終回 ケアとの邂逅【横道誠】|かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-(2021.8.10)
    http://igs-kankan.com/article/2021/08/001353/

    斎藤環「これからの医療は“病気を治す”より“健康の増進”。CureからCareへの転換です」|賢人論。|みんなの介護(2018/05/07)
    https://www.minnanokaigo.com/news/special/tamakisaito/

    小川公代さん「ケアの倫理とエンパワメント」インタビュー ケアで読み解く文学、そして女性の「檻からの解放」|好書好日(2021.10.20)
    https://book.asahi.com/article/14458474

    文学から現代の“ケア”を考える『ケアする惑星』。著者の小川公代に聞く | ブルータス| BRUTUS.jp(2023.3.12)
    https://brutus.jp/care_ogawakimiyo/?heading=1

    ケアの熱狂 もっと世話するために、もっと不幸になってほしい | 咬んだり刺したりするカフカの『変身』 | 頭木弘樹 | WEBみすず(2023年10月1日)
    https://magazine.msz.co.jp/series/kashiragi-kafka/17/

    「ケアの現場から学んだこと」(視点・論点) NHK解説委員室(2021年11月17日)
    https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/456617.html

    ケアする対話 - 株式会社金剛出版
    https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b640854.html
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • 横道氏の書をはさみ、斎藤環氏とケア倫理を絡めた小川公代氏の対談を中心に当事者研究とオープンダイアログ、そしてケア倫理の関係を対談なので、わかりやすく、縦横無尽に語り尽くす。最後に頭木弘樹氏、村上靖彦氏の対談でしめるなんとも贅沢な対話集であった。印象に残った言葉を二、三。倫理的であることが治療的である。人間の尊厳、自由や権利を尊重していくことで結果的に回復が起こる。知は権力で、権力が生まれると上下関係が生まれる。ケアラーが弱さを共有していないとケアはせいりあしない。中井久夫氏とケアの倫理の親和性についての論考も面白かった。

  • 出版社(金剛出版)ページ
    https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b640854.html
    内容・目次

  • P149「創造行為自体が症状の等価物であって、発症する代わりに作品を創った」
    P178「天才は病んでいると言うよりは、常人以上にタフなレジリエンスを有しているのではないか」
    P187「当事者研究は見かけ上はサイエンスという形式で文学をやっていこうという新しいムーブメント」
    なるほど…。

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著者プロフィール

京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。単著に『みんな水の中――「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)、『唯が行く!――当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版)、『イスタンブールで青に溺れる――発達障害者の世界周遊記』(文藝春秋)、『発達界隈通信――ぼくたちは障害と脳の多様性を生きてます』(教育評論社)、『ある大学教員の日常と非日常――障害者モード、コロナ禍、ウクライナ侵攻』(晶文社)、『ひとつにならない――発達障害者がセックスについて語ること』(イースト・プレス)、『解離と嗜癖――孤独な発達障害者の日本紀行』(教育評論社)、『グリム兄弟とその学問的後継者たち――神話に魂を奪われて』(ミネルヴァ書房)、『村上春樹研究――サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』(文学通信)が、共著に『当事者対決! 心と体でケンカする』(世界思想社)、『海球小説――次世代の発達障害論』(ミネルヴァ書房)、編著に『みんなの宗教2世問題』(晶文社)、『信仰から解放されない子どもたち――#宗教2世に信教の自由を』(明石書店)がある。

「2024年 『発達障害者は〈擬態〉する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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