子どもが必ず本好きになる16の方法・実践アニマシオン

著者 :
  • 合同出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772603485

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  • 日本のアニマシオンの本。日本の本を使っての実践が載っていて、イラストもありわかりやすい、コピーして使える資料付。本当にアニマシオンをやろうと思ったら使える資料。

  • 参考になったポイントを抜粋します。

    (1) 集中して本を聴く子どもを育てる法

    一度読み聞かせをした後、面白かった点、好きな点、嫌いな点を話合います。

    そして、もう一度読む時に、
    「間違ったところがあったら、本当は◎◎だよ、って教えてね」
    と伝えて、何カ所かわざと読み間違えてみる、という方法です。

    あまり突拍子もない間違え方をするのではなくて、意味の似ている語や意味が反対の語に置き換えるのがコツだそうです。

    これによって、「集中して聴く力」がついてくるとのこと。
    毎日は大変ですが、週末など、ときどきやってみると面白い遊びですよね!


    (2) 集中して本を聴き、質問に論理的に答える子どもを育てる法

    読み聞かせをしたら、まず面白かった点、好き嫌いなどを語り合います。

    その後、「5W1H+何のために」に沿って本の内容を質問していきます。
    ただし、答えが必ず本の中に書かれていることでなければならないそうです。

    「どんな季節だった?」
    「どんな色の服を着ていたかな?」
    という具合。

    本の中の主人公の気持ちを問うような、本に具体的に書かれていないことは問いに向かないんだそうです。

    「このとき、○○はどんな気分だったか分かる?」みたいな質問はNGとのこと。

    日本人は質問に答えるというコミュニケーションが苦手と言われています。
    この方法により、知らず知らずに質問に答える力が養われるのだそうです。

    さっそく実践してみます。

  • 図書館で実践するのは、なかなか難しいアニマシオンですが、私も何度か、お話し会で実施したことがあります。
    初めてアニマシオンをしてみようという方にオススメです!

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著者プロフィール

日本ブッククラブ協会理事長

「2020年 『はじめての読書メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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