アンチレイシスト・ベビー

  • 合同出版
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本棚登録 : 56
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772614481

作品紹介・あらすじ

全米ノンフィクション賞受賞の気鋭の歴史家が、
反差別の時代の子どもたちにおくる、
アンチレイシスト(反差別主義者)になるための9つの方法。

年齢のうえでの子どもだけでなく、すべての年代の人が、
ともにアンチレイシスト・ベビーとなるよう、学び、育っていく必要があります。

この本の原書は、3歳から読めるボードブックとして2020年6月にアメリカで出版され、刊行前から大きな話題を呼び、教育現場にも広く普及しています。
Black Lives Matter運動の建設的な議論にも寄与し、ニューヨーク・タイムズベストセラー1位にもなったこの本が掲げるアンチレイシストになるための方法には、日本国内の差別構造を考えるためのエッセンスも凝縮されています。
日本語版となる本書には、日本のレイシズムにも見識の広い、明戸隆浩先生にご寄稿いただきました。

現代をうつすポップ&ストロングなイラストで展開され、子どもも大人も楽しめる1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • #『アンチレイシスト・ベビー』『シンデレラ 自由をよぶひと』合同出版+河出書房新社コラボ企画オンライントークセッション | Peatix
    https://peatix.com/event/1816162

    2020年Goodreads Choice賞の絵本部門受賞作 Antiracist Baby 邦訳版は2021年前半に発売予定です 洋書ファンクラブ
    https://youshofanclub.com/2020/12/14/antiracist-baby/

    Ashley Lukashevsky
    https://www.ashleylukashevsky.com/

    アンチレイシスト・ベビー - 合同出版
    https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b548789.html

  • 差別はだめと教えられるけど、そもそも何が差別なのか?
    子ども向けに描かれているが、子どもと一緒に大人も学べる絵本!

  • 〇アンチレイシストとは何か。自分をチェックする。
    〇けして、子どもだけに向けた絵本ではない。内容は難しい。一つ一つを一緒に考えていく。
    〇翻訳の言葉だからか、飲み込むまで考えこむ箇所も。本書で述べられている通り、自分の言葉に置き換えていく。


    アンチレイシストベビーは、社会を変えていく
    人になるよう育てられる。

    レイシストとアンチレイシストに中立はない。

    1:異なる肌の色すべてに気付いて
    受け入れること
    2:自分の言葉で人種について語ること
    3:人ではなく政策に問題があることを指し示すこと
    4:「他の人と違っていても、間違ってはいないよ」と大きく声をあげること
    5:わたしたちの異なること、すべてを祝福すること
    6:文化の壁をたたきこわすこと
    7:自分がレイシストになったときには、それをみとめること
    8:アンチレイシストになるようにすること
    9:いつか人種差別に打ち勝つと信じること

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00614230

    全米図書賞ノンフィクション部門受賞(2016年)の気鋭の歴史家が、反差別の時代の子どもたちにおくる、アンチレイシスト(反差別主義者)になるための9つの方法。
    年齢のうえでの子どもだけでなく、すべての年代の人が、ともにアンチレイシスト・ベビーとなるよう、学び、育っていく必要があります。
    この本の原書は、3歳から読めるボードブックとして2020年6月にアメリカで出版され、刊行前から大きな話題を呼び、教育現場にも広く普及しています。
    Black Lives Matter運動の建設的な議論にも寄与し、ニューヨーク・タイムズベストセラー1位にもなったこの本が掲げるアンチレイシストになるための方法には、日本国内の差別構造を考えるためのエッセンスも凝縮されています。
    日本語版となる本書には、日本のレイシズムにも見識の広い、明戸隆浩先生にご寄稿いただきました。
    現代をうつすポップ&ストロングなイラストで展開され、子どもも大人も楽しめる1冊です。
    (出版社HPより)

  • 絵本ですが、書かれていることは深い(後ろの「解説」が必読:書かれている文言の背景/エビデンスが示されています)

  • すごくいいことが書いてあるんだけれど、なかなか難しい気がする。小さい子に読み聞かせをしたときに耳と絵で何となく理解するには、内容が難しいかも。対象年齢は少し高めで、小学校の道徳とかで読んでほしいレベルかなと思うけれど、だからこそもっと小さいうちから身体に染み込むくらい読んで意識してほしいことなのかも。

  • アメリカのレイシズムがテーマですが、差別はだめというとても根本的なお話だと思います。
    子どもと読むのであれば、身近なものに落とし込んで、丁寧に考えたい。

  • 絵が好みじゃないっていうのがまずあるのだが、ポリシーは大変結構だけれど、子ども向けとも大人向けとも中途半端でどちらが読んでもあんまりおもしろくないのではという感想を持った。残念だけど。
    いや、もっと読みやすくてわかりやすい絵本を期待していたということです。

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