マフィアが恋人 (CROSS NOVELS)

著者 : いとう由貴

• 笠倉出版社 (2013年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ごくごく平凡な大学生の友樹は、バイト先でマフィアのボス・アルヴィンに、あり得ない値段で買われ、「商品の検分」と称して強姦されてしまう。見た目は紳士、でも中身は傲慢で横暴なアルヴィンのスーパーテクに、即順応する正直すぎる身体。まるで仔猫を愛でるように優しい時もあれば、逆らうとお仕置きと称した酷い躾が待っている。その扱いは愛人というより玩具レベル?裏表が激しいアルヴィンを理解できない友樹は、無謀にも脱走を試みるが-。

感想・レビュー・書評

[mira-inさんの感想 · 2021年1月17日]

前半がまぁああ酷い攻だった。
最終的には良くなるとしても、好みとしてはナシだな。
こんだけ酷い目にあっても尚前向きであっけらかんとしてる受の人間形成も、スラムからのし上がってきた攻の生い立ちも、ノベルズなのに説明ベースでさらっと終わってしまったので、ちょっと軽かったし、結局始終呑気な二人が無理やり終結した感じが残念でしたー。
あと、右腕のセオはもっと活躍して欲しかったなぁ。

[lovenovelsさんの感想 · 2020年2月6日]

帯に書いてあった通り、「最安値」で買われた友樹。嫌がりながらも逆らえず、アルヴィンのちょっとした優しさに絆されたりするところが可愛かった。アルヴィンも会ったことがないタイプの友樹に、ペースを崩されていたようだし。生まれも育ちも全く違う２人。お互いを理解するにはまだまだ時間がかかりそうだけど、喧嘩しながらも楽しく暮らしていきそう。

[ariesさんの感想 · 2013年11月13日]

空港のファストショップで英語ができない為にわずか４ドルでマフィアに自分を売ってしまった受け子ちゃんの話。


攻め様が金持ちで、お金さえ掛ければ愛人なんてこんなものだ、という扱いをされたが受け子ちゃんは全然めげない。

受け子ちゃんが攻めにとって特別になっていってるのだけど、攻めは気づかない。
受け子ちゃんも身体から落とされて色々酷いことをされるけれど、いつしか心も持って行かれてる。

絵師さん買いだったけど面白かった。

[ciceron-blさんの感想 · 2013年4月21日]

斬新さはありませんがその分安心してよめました。
ラストのアルヴィン変化にご注目！

[カイルさんの感想 · 2013年1月28日]

（あらすじ）
「これって誘拐？」「いや、お持ち帰りだ」
ごくごく平凡な大学生の友樹は、
バイト先でマフィアのボス・アルヴィンに、あり得ない値段で買われ、
「商品の検分」と称して強姦されてしまう。
見た目は紳士、でも中身は傲慢で横暴なアルヴィンのスーパーテクに、
即順応する正直すぎる身体。
まるで仔猫を愛でるように優しい時もあれば、
逆らうとお仕置きと称した酷い躾が待っている。
その扱いは愛人というより玩具レベル？　
裏表が激しいアルヴィンを理解できない友樹は、
無謀にも脱走を試みるが――!?


（感想）

アルヴィン・ナッシュ（マフィアのボス）×森本友樹（大学生・愛人）

マフィアものということで読み進めていきましたが
そうシリアスな部分もなく結構サラッと素早く読めました。

全てはこの受キャラ友樹の性格（内面）の部分のせいでしょうか？
シリアスになりそうな場面でも笑いに変えてしまう天然さ？？
「臭い、風呂に入ってから～」など、突っ込むところはソコかよっ！！
アルヴィンでなくとも苦笑してしまいます。
だけどそこが可愛いvv

お互いに恋を知らない2人が初めての恋で変わっていく物語ですね。
絶倫男相手にこれからも頑張ってください友樹…（＾＾；）

[ezuem8さんの感想 · 2013年1月12日]

よいマフィアでした。
友樹くんはよく泣くけど弱いわけじゃないし。素直で可愛いし。
怒涛の始まりと、激しいえろすと蕩けるえろすと、想いの通じ合う初々しくて甘い遣り取り。
笑えて萌えれて緩急がすごくよかったです。
にこにこ、にやにやしたい方にモススメです。

[ともともさんの感想 · 2013年1月12日]

なんだかアルヴィンの不器用さがツボにはまりました。
友樹は流されるだけなんだけど、その状況で精一杯考えているところが強いし、自分の立場もシビアに考えているところが好きです。