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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773089547
作品紹介・あらすじ
最後は必ず、貴方の元へ還ってみせる
成人するために、強く心惹かれた人間を食べなくてはならない鬼の紅。
眷属である子鬼たちと共に生まれて初めて人里に下りた紅は、困った時に助けてくれた有馬に
今まで感じたことのない胸の高鳴りを覚える。
彼を獲物と決めて近づくけれど、有馬の優しさに触れて、気がつくと恋に落ちていた。
愛する人を食べることなんて絶対に出来ない。紅はある決断をするが、運命は二人を逃さず――
明治と現代。時空を超えた恋、ここに開幕。
感想・レビュー・書評
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鬼と人間。全く違う2人の話。
鬼になるために自分が惹かれた人を食べなければいけない。出来なければ、死が待っている。
惹かれれば惹かれるほど、そんなこと出来ないし、一緒にいたい。と思ってしまう。そんな状況が辛いけれど、2人一緒の時は本当に幸せそうだった。
このまま何事もなく、幸せに暮らせたらいいのに...。と願わずにはいられなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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