なぜ学ぶのか: 科学者からの手紙

著者 :
  • 仮説社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773503029

作品紹介・あらすじ

「なぜ学ぶのか」「本当に学びがいのある知識とは」「これからの社会をどう生きていけばいいのか」……科学者であり教育者でもある著者から,これからの未来を生きる人たちに贈るメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 「なんで,こんなこと勉強するの?」「歴史上の人物がいろいろやるから,覚えるものが増えるんだよ」などという言葉を子どもたちから聞いたことがあるのではないだろうか。
     なんで人は学ぶのか,その必要性はあるのか。子どもたちは,本当に学びたくないと思っているのか。それとも,大人たちが子どもの好奇心を奪い取っているだけではないか。
     いろいろと考えさせられると思います。
     文章はとっても読みやすいです。子ども向けの文章も収められています。

  • 「なぜ学ぶのか」「本当に学びがいのある知識とは」「これからの社会をどう生きていけばいいのか」……科学者であり教育者でもある著者から,これからの未来を生きる人たちに贈るメッセージ。

  • 子供になぜ勉強するのか、と聞かれたら一緒に読みながら考えたいなと思った本。またその時には読み返したい。

  • すべての勉強をしようとする子どもたちと勉強をさせようとする教師たちに読んでほしい本。
    こんなにわかりやすく衝撃的に「学ぶ意味」について書いてある本は他にないと思う。
    この本で意欲と勇気と、自戒の念を持ちました。
    謙虚に、学ぼう!

  • なぜ学ぶのか。
    そういえば、私は勉強が好きだった。
    誰のおかげかは思い出せないけれど。。

    わが子もそうあるとよいなぁ。

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著者プロフィール

1930年 東京の下町(現・台東区東上野)に生まれる。
1951年 学生時代に自然弁証法研究会を組織。機関誌『科学と方法』を創刊。
1958年 物理学の歴史の研究によって理学博士となる。
1959年 国立教育研究所(現・国立教育政策研究所)に勤務。
1963年 仮説実験授業を提唱。仮説実験授業研究会代表(〜2018)。
1973年 月刊『ひと』(太郎次郎社)を遠山啓らと創刊。
1983年 月刊『たのしい授業』(仮説社)を創刊。2018年まで編集代表。
1995年 国立教育研究所を定年退職(名誉所員)。私立板倉研究室を設立。サイエンスシアター運動を提唱・実施。その後「科学の碑』の建設なども。
2013〜16年度 科学史学会会長。
2018年 2月7日 逝去。
著書 科学史・教育史の専門書の他,仮説実験授業を中心とする科学教育・社会の科学,特に歴史教育,科学啓蒙書,科学読み物,絵本など,広い範囲にわたって多数。たとえば,『原子論の歴史』『模倣の時代』『増補 日本理科教育史』『仮説実験授業』『未来の科学教育』『科学的とはどういうことか』『歴史の見方考え方』『もしも原子がみえたなら(絵本)』(以上,仮説社),『日本史再発見』(朝日新聞),『ぼくらはガリレオ』(岩波書店)等々。

「2020年 『なぜ学ぶのか 科学者からの手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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