娘と話す 国家のしくみってなに?

  • 現代企画室
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773802047

作品紹介・あらすじ

欧州連合が成立した地域で「国家」とは何か?国の有り様を見て誰もが思う「私たちはもっとましなものになれると思わないかい」との問いと格闘する。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの通りフランス人の父親と娘が国家について対話する。フランスとアメリカで対比しながら共和国と共和制について語っている。訳本であり、フランス人の視点から書かれているので日本人としてはなかなか実感しにくい部分があるかもしれない。ヨーロッパ政治(主にフランス)を理解するうえでの入門書として読むと勉強になると思われる。ただそうはいってもあくまで対話なので知識を得ようとするのではなく読み物として扱った方が良いだろう。

  • フランス史の復習に役立つ。
    国家というよりは、民主主義について語られている項が目立った。
    台詞調なので読みやすい。
    表紙のデザインがかわいかったのも手にした要因の一つかも。

  • ¥105

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著者プロフィール

1940年生まれ。思想家。20代にカストロやゲバラとともに、中南米のゲリラ闘争を行い、ボリビアで投獄される。フランスに帰国後、ミッテラン政権の側近、代表的左翼知識人として活動する。その後、ミッテランと袂を分かち、メディア化する権力、知識人と権力との関係を問う著作を発表。メディオロジーを提唱する。1994年、パリ第1大学で博士号、大学教授資格を取得。主な著作に『革命の中の革命』(晶文社)、『ゲバラ最後の戦い』(新泉社)、『メディオロジー宣言』『メディオロジー入門』(NTT出版)など多数。

「2014年 『大惨事(カタストロフィー)と終末論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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