マルクス=エンゲルス素描

  • 現代企画室
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  • Amazon.co.jp ・本 (113ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773810097

作品紹介・あらすじ

あのゲバラが、マルクス=エンゲルスの簡潔な伝記を書き遺していた! キューバ革命後、キューバ経済の舵取りをした経験から経済学への関心を深めていたゲバラ。その後、コンゴからボリビアへと闘いの場を移していく最中、時間を見つけてはマルクス=エンゲルス研究のためのノートを書きためていた。「マルクスは、共感能力が世界じゅうで苦しむ人びと全体に及んでいるような人間的な人物で、真剣なる闘争と、揺るぎない楽観主義のメッセージを携えていたが、歴史によって歪曲され、石のごとき偶像とされてしまった」と語るゲバラ。今この時代に私たちは、マルクス=エンゲルスの、そしてゲバラの遺産から、何を引き継ぐことができるのだろうか。

感想・レビュー・書評

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  • 20150810B&Bで購入

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著者プロフィール

民族問題研究、編集者。1943年、北海道釧路市に生まれる。1960年代に『世界革命運動情報』誌(レボルト社)の編集などに携わり、1970年代半ばの数年間はラテンアメリカ諸国を放浪。帰国後、アンデスの先住民族を主体として描くボリビア・ウカマウ映画集団の作品の上映運動や共同制作に取り組む一方で、現代企画室に加わり多数の人文書を企画・出版。南北問題、民族問題を軸にして、世界―東アジア―日本の歴史過程と現状を分析することに関心をもつ。「死刑廃止のための大道寺幸子・赤堀政夫基金」運営委員。

「2015年 『〈脱・国家〉状況論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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