電子工作のためのPIC活用ガイドブック

著者 : 後閑哲也

• 技術評論社 (2000年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年9月24日]

ハーバードアーキテクチャの利点が、やや控えめすぎるような気がします。
利点をもっと強烈に打ち出して、利点を最大限生かすようなプログラミング技法を整理してもらえるとうれしかった。

表題は、電子工作のためのということなので、工作に使えれば、本書の目的を達成している。
表題と中身は一致しているので、読者が文句をつけることではないと自覚しました。

電源回路から、丁寧に書かれているのは、涙がでるほどうれしいです。
最大の山場は、電源ですから。

著者プロフィール

1947年愛知県名古屋市で生まれる。1971年東北大学工学部応用物理学科卒業。1996年ホームページ「電子工作の実験室」を開設、子供のころからの電子工作の趣味の世界と、仕事としているコンピュータの世界を融合した遊びの世界を紹介。2003年有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立。

「2023年 『改訂新版 8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」