生命科学がわかる (ファーストブックシリーズ)

  • 技術評論社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774136134

作品紹介・あらすじ

医療や食品、環境から生命倫理まで。いろんな分野で社会や生活と密接に関わる生命科学の基礎をやさしく、ビジュアルに解説。脳の話から多様な生物、分子レベルのしくみへと話を進め、最後に、バイオテクノロジーや社会とのつながりを理解していく構成になっている。

感想・レビュー・書評

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  • 高校の生物の仕組みに重点において、生命科学の分野として1冊にまとめた良書であると思う。生命科学とはいうものの、基本は生物学であるが、後半は生化学的な化学変化の記述が多くなる。

    とにかく生命科学の分野はカバーする範囲が広いので、分野を概観するために、初学者にとって特に良い本だと思う。

    第1章 脳は高度な生命科学 ~脳のはたらきと情報伝達
    第2章 多様な生物,無生物 ~生物とは何か
    第3章 生物の生きかた ~エネルギー獲得と防御
    第4章 物質から見る生命 ~生命活動を支えるタンパク質
    第5章 情報の源「遺伝子」 ~セントラルドグマと遺伝子操作
    第6章 生命科学からバイオ技術へ ~バイオ技術がひらくもの
    第7章 生命の過去と未来 ~進化の歴史と生命科学の進む道

  • 遺伝子治療と再生医療についての基礎的な知識を学ぶ目的であったので、第4章~第6章を読む。

    第1章 脳は高度な生命科学 ~脳のはたらきと情報伝達
    第2章 多様な生物,無生物 ~生物とは何か
    第3章 生物の生きかた ~エネルギー獲得と防御
    第4章 物質から見る生命 ~生命活動を支えるタンパク質
    第5章 情報の源「遺伝子」 ~セントラルドグマと遺伝子操作
    第6章 生命科学からバイオ技術へ ~バイオ技術がひらくもの
    第7章 生命の過去と未来 ~進化の歴史と生命科学の進む道

  • 生命科学は、「生命のもつ共通性、統一性、さらには論理性とまでいえそうな生命のしくみを理解する科学であり、生物学だけでなく、化学や物理学まで含まれる広い学問」であるとし、ミクロからマクロまで広くカバーしている。理解しやすい構成で纏められており、初心者としては手元に置いておいて損はないと思われる。

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著者プロフィール

前東薬大

「2001年 『神経生物学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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