わがSE人生に一片の悔いなし (技評SE新書 16)

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制作 : 新書 
  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774136363
#SE

作品紹介・あらすじ

「自分がこの仕事に向いているか」「自分に能力があるのか」など、誰にもわからない。やりもしないで逃げ出し、負け犬となるわけにはいかない。大切なのは、逆境にあってもプロとしての誇りを失わず、前進し続けることである。一度は挫折しながらこの業界に復帰し、地道な努力によって成功をおさめてきた著者が、現在困難な状況にあるわが国のSEに自信と希望を与える、渾身の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 清水吉男氏のこれまでの思いのたけを綴った本。プロフェッショナルとはこうあるべきかと考えさせられる。最後の、『「そこまではできない」とやりもしないで思う』には、ガツンと来た。

    ・靴の幅でも良いから登り続けること。
    ・自分で要約版を作って読み直す。
    ・モジュール名を動詞で表現する。〜を〜する。機能的凝集度を確認できる。複数の動詞が出てくるようなら、凝集度が危うい。
    ・時間を投資する。前もって2時間確保する。家計簿的発想からの脱出。
    ・他人の長所を吸収する。客先の技術を自分の中に水平展開。
    ・こういう状況では、このような対応でもいいのでしょうか?
    ・「そこまではできない」とやりもしないで思うので良いのか?

    参考文献
    ・ソフトウェアの複合/構造化設計 マイヤーズ著

  • 悔いばかりの人生からみると、なんとなく、あれ?っと疑問に思ってしまう。
    日本のソフトウェア産業が、なぜ、こんなに疲弊しているのか。
    先達である自分たちがしっかりしてこなかったからと反省ばかりである。

    著者は、著名なSEで、書いていることはもっともなことが多いが、なにか心を打ちません。
    具体的なことを書いてないからだということが最後まで読んでわかりました。

    現地、現物の話でないことは、どんなに正しくても、どんなに偉くても、心は打たない。

  • よくわからない部分もあった。

    SEをやっていて、息詰まっちゃったときに、読むといいかも!

    技術本というより、
    啓発本。

  • 派生開発でその名を知らない人はいない、清水吉男氏の数十年に及ぶ技術者としての生き様が集約された本。

    技術書ではないが、この熱いマインドには若いうちに触れておくことをおすすめします。個人的には非常にためになり、モチベーションが上がりました。

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