ネットで儲ける王様のカラクリ ~物語でわかるこれからのWebマーケティング
- 技術評論社 (2013年3月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774156064
作品紹介・あらすじ
「ホームページ制作なんて、人間の仕事じゃない」一流IT企業・キングスター社に勤める平木の口から出た意外な言葉。地方で花屋を営む城之内は、売上が落ち込むばかりの現状を打開するため、まさにキングスター社にホームページの制作を依頼しようとしていたところだった。城之内が平木の真意を質そうとしたのも束の間、城之内と平木にカミナリが落ち、二人の体は入れ替わってしまった!平木となった城之内が目の当たりにする、IT企業の儲けのカラクリとは?城之内となった平木が考え出す、弱小店舗が大企業に負けないための驚くべき秘策とは?IT業界のリアルと売上アップのノウハウがみるみる身につく新感覚ビジネスノベル、登場。たった5万円の予算で100万円売り上げる方法、教えます。
感想・レビュー・書評
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大手IT企業のつくるホームページは、
どこに問題があるのか?
綺麗で、立派なホームページを作る。
素人が作るよりも、デザイン性が高い。
しかし、全く商品は売れない。
売れなくてもいいというポジション。
なるほどねぇ。作って欲しい人にこたえるだけでいいのだ。
要するに、ホームページで何をしたいのかがわからない。
ホームページで、売れるといいなと思っている。
王様が裸であるという童話が、ヒントになる。
「王様は、はだかだよ」
花屋のホームページは、どうあるべきか?
花を買ってくれる人は、何を求めているのか?
それで、ガーデニング、庭の手入れ、に勝機を見つける。
地域においての差別化を図ることが、できるか?
何が問題なのか?から、掘り起こして行くことが必要。
そこからしか、チャンスは生まれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まあ、一つのストーリー。
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この著者のビジネス小説はやはり読みやすい。
簡単に言うと現状打破、問題解決のストーリー。
ネットビジネスで具体的に気をつけることもわかる。読み物として十分面白い。 -
これからネットビジネスを始める人、web担当者におすすめしたい内容だった。
ストーリー形式で書かれているから、顧客側目線にも読めるし、制作会社側からの立場としても勉強になると思う。
webサイトを立ち上げようと思う人は、読んで損はしない。
再読間違いなし!! -
ネットで儲けるには?
→ホームページは、その企業の方向性を定める
そして、結局売上はホームページの良し悪しではなく志で決まる -
入れ替わりシチュエーションはともかく、立場を変えて見つめる・考えることで気づくことや学ぶことって多いですね。
IT業界長いから、気をつけないと。 -
ネットビシネスを展開する大企業、地方の家族経営の生花店で働く二人の体が入れ替わるファンタジーな小説をベースに描かれる。情報過剰時代において、志のないサイトではなんの効果ももたらさない。当事者意識持ち、考えてこうどうするのはオンラインでもオフラインでも同じこと。ハウツー的な要素ではなく、ネットビシネスの姿勢を説く。読み物としてもテンポよく面白い。
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webコンサルタントの男とネットなど詳しくない商店の男の精神が入れ替わるという、日常ではありえない設定ではあるが、
『入れ替わる』ということを利用し、立場変わればどうみえるか ということを見せてくれる小説。
面白いし勉強になる。
『無知は利用される』ということの教訓にもなるので、さらっとでも読んでみることオススメする。 -
2013/06/18読了
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ラノベなんでしょうが、分かりやすくてよいです。
ネットビジネスは中小企業への神風と思っている方は読む価値アリだと思います。