頭にしみこむ微分積分 (瀬山先生の数学講義)

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774180786

作品紹介・あらすじ

生きた講義が読める!算数にさかのぼってみると微分積分の本質が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 微分積分の復習のために選んだ本。「計算の意味を理解することが大切」という著者の主張通りの内容となっています。また、各章とも説明文、重要なポイント、数式の分量のバランスが良く、読みやすかったです。
    章立ても読みやすいように工夫されていて、第一部は概論、第二部は証明が主となっています。
    * 最初に微分学が対象とする、基本的な関数についての説明(7つの初等関数)
    * 関数の演算(四則と合成)ルールの説明
    * 微分するとはどういうことなのか?誤差をどの程度に抑えたいか?という視点(イプシロンデルタ論法)
    * 7つの初等関数の導関数を求め方
    * テイラーの定理を使った関数(無理関数、指数、対数関数など)の値の求め方
    * 積分計算。
    * 9章以降は、斜め読みで終わったけど、第一部を掘り下げた内容

  • 請求記号 413.3/Se 98

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著者プロフィール

1946年、群馬県生まれ。東京教育大学大学院理学研究科修了。群馬大学教育学部教授を経て、群馬大学名誉教授。数学教育協議会会員。専攻は位相幾何学(トポロジー)。著書は『読む数学』『読む数学 数列の不思議』『読む数学記号』『読むトポロジー』(いずれも角川ソフィア文庫)、『はじめての現代数学』ハヤカワ文庫NF)、『幾何物語』(ちくま学芸文庫)、『数学 想像力の科学』(岩波科学ライブラリー)、『頭にしみこむ微分積分』(技術評論社)など多数。

「2023年 『読む幾何学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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