むったんの海 (くもんの絵童話シリーズ)

著者 : 寺田志桜里 東菜奈

• くもん出版 (1999年4月14日発売)

作品紹介・あらすじ

むったんは、いさはやわんのひがたにすむ、ムツゴロウです。ひがたには、いろいろないきものが、くらしています。シオマネキのちょうろう、サギのわかもの、かにのおばあちゃん。みんなの海が、なくなるなんて、だれも、かんがえたことなかったのに…。「ぼくは、こんど、にんげんに、うまれたい。」1997年4月、長崎県諌早湾。平和にくらす生き物の「いのち」をうばう、きょだいな堤防が完成しました。干潟をみつめつづける、ひとりの少女が、ムツゴロウのむったんに思いをたくして、ひとつの物語をつくりました。英訳文を付した国際版絵本。

感想・レビュー・書評

[岩錬響さんの感想 · 2010年2月12日]

当時、小学生だった女の子が、諫早湾の干拓事業について、思った事を、
諫早湾の生き物たちの姿を借りて、訴えた絵本。
英訳が付いています。