- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774322957
作品紹介・あらすじ
すいか畑に、すいかが30000こもなりました。ある日「もう食べ頃だね」とカラスが話しているのを聞いたすいかたちは、「食べられるなんて御免」と、夜中に脱走。山道をごーろごーろと転がり、新天地を目指します。生まれて初めての海や沈む夕日を見て、すいかたちは畑では味わえなかった感動を覚えます。
次の日、はりきって転がるすいかたちの目前に、突如現れた崖! すいかたちはなすすべもなく落ちていき、ぱっかーん、ぱっかーんと音をたてて割れ、果肉が花火のように飛び散りました。あとには、大きなすいかの池ができました。ところが…。
作者は『したのどうぶつえん』『あいうえおん』など、ことば遊び絵本を数々出版しているあきびんごさん。本作でも、30000このすいかが畑から大脱走するという、奇想天外なあきびんごの世界が炸裂します。現実の世界と空想の世界を自由に行き来できる子どもたちだからこそ楽しめる、ナンセンス絵本の決定版です。
感想・レビュー・書評
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ちょっとホラーちっく
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2歳~。これから、どうなるのだろう、どうなるのだろうと読み進めると、飛躍して予想外の方向にお話が展開する。「神話的」と表現できるかもしれない。
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言葉のリズムがあって、いろんな音が聞こえてくる絵本。
展開は、めちゃくちゃで、カオス。
その意外な結末が、期待を裏切らない。おもしろい。 -
ホラーかも
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30000このすいかの大脱走!?
さあ、みんなでどこへ行く?
すいかが形を変え、姿を変え、
あちこちへと逃げていきます!!
そんなところにいたのかと驚きの連続です。
文章もコンパクトで読みやすく、
小さなお子さんでも読みやすいと思います!! -
2年生の図書の時間に読み聞かせ。
市場へ出荷させられることに恐怖したすいか30000個が畑から夜逃げして、たどり着いた先が思いがけなく笑える。
「えー!?」「うそー!?」ってなかなかの盛り上がりでした。 -
「見渡すかぎりの広い畑に30000このスイカがなっていました。カラスが言うには、明日にでも市場に連れていかれて食べられてしまうのだとか。さぁ大変!スイカたちの大脱走がはじまりました」
(『この本読んで!2022年夏号』キラキラ夏絵本 の紹介より)
はじまりはめっちゃわくわくした、逃げる30000このスイカ!
崖から飛び降りて血が噴き出すように割れるスイカでちょっと「うっ」ときて、
くちびるおばけになったところで「ぽかーん・・」
ナンセンスは大好きだけどちょっと拍子抜けしてしてしまった。
最初のインパクトとわくわく感にくらべてちょっとラストもったいない感じがする。 -
思ってた以上にホラーだった
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ホラー的怖さがある展開の絵本
こんな発想凄い!
思わず作者のインタビューを探してしまった…
子供の反応が見たい -
小学低学年で読み聞かせしました。
スイカが想像もしないかたちで逃げて行くので子どもたちもビックリしながら楽しんでいました。