魚屋しめ一物語 (くもんの児童文学)

著者 :
  • くもん出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774324104

作品紹介・あらすじ

「いつか独り立ちして、自分の店をもつんだ!」

大正時代の終わりごろ――。

しめ一は、12歳で家族と離れ、ひとり新潟のいなか町から奉公に出ることになった。
奉公先は、長野市にある魚屋・魚勢。
きびしい親方のもとで働きながらも、まわりの人に支えられ、いつしかしめ一は「りっぱな魚屋になりたい」と思うようになる。

大正から昭和、そして戦争の時代を、魚とともに一生懸命生きたしめ一の魚屋修行物語。

感想・レビュー・書評

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  • 1939年生まれの作者が、1912年生まれの義父をモデルに書いた作品だそうです。
    魚屋修行物語

    魚を絞めるのが得意だから、
    人呼んで「絞め一」ではありませんでした。
    私のはやとちり。

  • 僕も、しめ一みたいに努力出来る人になりたいです。
    一日   230p

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著者プロフィール

1939年、長野県諏訪市に生まれる。長野県立諏訪二葉高校卒。会社員の傍ら児童文学を書き始める。1983年より、日本童話会会長・後藤楢根に師事、9年間月刊「童話」誌上に作品を発表。信州児童文学会会員。1998年、「びんぼうがみ」でとうげの旗作品賞受賞、2014年、「魚屋しめ一物語」が、第2回とうげの旗児童文学賞受賞。著書に『カンガルーハッチのパンチ』『はやぶさとカメ』(共著、ともに聡和社)『つばめタクシー』(ツバメタクシー社)。人形劇ラッパ座主宰、地域にてボランティア活動に従事中。長野市在住。本書が初の単行本となる。

「2015年 『魚屋しめ一物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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