ののちゃんの ママごっこ

著者 : ひがしあきこ

• くもん出版 (2015年11月19日発売)

作品紹介・あらすじ

弟のぽぽくんが生まれてから、ののちゃんのママは赤ちゃんにかかりっきり。つまらなくなったののちゃんは、いいことをおもいつきます。まくらを赤ちゃんにして、自分もママになることにしたのです。
ママといっしょにまくらをあやしたり、ごはんを食べさせたり。でも、まくらはやっぱりまくら。つまんないの、ママになるのやーめた！とねころがったそのとき、まくらが泣き出したのです！あわてたののちゃんはまくらちゃんにせがまれるまま、外につれだします。まくらちゃんとたっぷり遊んであげたののちゃんは…。
ちいさなねずみたちの世界を愛情をこめて描いています。ママのきもち、子どものきもち、家族の温かさについて、親子が心を通わせることのできるおはなしです。

著者プロフィール

神奈川県生まれ。絵本作家。現在東京都在住。ＡＲＴＢＯＸ絵本新人賞受賞をきっかけに絵本作家としてデビュー。絵本の作品に『クリスマスなんてだいっきらい』（ＡＲＴＢＯＸインターナショナル）、『サッサとモタのはじめまして』『おおかみようちえんにようこそ』（いずれも偕成社）、『フンボルトくんのやくそく』（絵本塾出版）、挿絵に『いいことがありました』（文・もりやまみやこ／偕成社）などがある。

「2015年 『ののちゃんの　ママごっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」