- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774331652
作品紹介・あらすじ
「となり」が「とり」に、「かわいそう」が「かわうそ」!?
1年1組のモモちゃんがけがをしたというニュースが、伝言ゲームされて大騒動に!
「あいだに だれかが はいると、もともとの ことばや ぶんしょうが かなり かわっていってしまいます。『あかい花』と いったのに、『あおい花』に なってしまうことだって あります。きいたことを そのまま、口で まちがいなく せいかくに あいてに つたえるのは、なかなか むずかしいことですね。」
伝言する難しさや楽しさを描いた幼年童話。
国語が楽しくなる読み物シリーズ第5弾。
感想・レビュー・書評
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「コアラの モモちゃんが けがしたらしいの」
ビーバーの おばあちゃんから そう きいたと
アルパカの おばさんが いいました
それを きいた りすの ケイちゃんは
さるの ワカちゃんに つたえました
ケイちゃんと ワカちゃんは うさぎの ミウちゃんに つたえ
きつねの ズミくんに つたえ……
いっぽう りすの ケイちゃんの おじいちゃんは
アルパカの おばさんから きいた ことを
ケイちゃんの おかあさんに はなしました
ケイちゃんの おかあさんは
さるの ワカちゃんの おかあさんと
うさぎの ミウちゃんの おかあさんに でんわを かけ……
モモちゃんの けがの ようすが
どんどん かわって つたわって いきます
まるで 「でんごんゲーム」を している みたいです
ことばと文字を自在にあやつる宮下すずかの
「ゆかいなことばつたえあいましょうがっこう」シリーズ6冊目
教室で「でんごんゲーム」をやってみたくなる一冊
既刊6冊のラインナップ
『赤のはんたいは?』(反対語でコミュニケーション、2014年10月)
『てんのないにっき』(濁点、2014年12月)
『ちびっこやゆよ』(拗音、2015年3月)
『トソックオマトソート!』(カタカナ、2020年9月)
『へのへのもへじのおともだち』(へのへのもへじ、2020年12月)
『でんごんゲーム』(伝言ゲーム、2021年2月)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「となり」が「とり」に、「かわいそう」が「かわうそ」!?
1年1組のモモちゃんがけがをしたというニュースが、伝言ゲームされて大騒動に!「あいだに だれかが はいると、もともとの ことばや ぶんしょうが かなり かわっていってしまいます。『あかい花』と いったのに、『あおい花』に なってしまうことだって あります。きいたことを そのまま、口で まちがいなく せいかくに あいてに つたえるのは、なかなか むずかしいことですね。」
伝言する難しさや楽しさを描いた幼年童話。
国語が楽しくなる読み物シリーズ第5弾。」 -
慌てているとこういうことありそうだし、思い込みが一番危険ですね。
子どもも「えーっ」ってつっこんで楽しめます。 -
おもしろいでんごんゲームだった。
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先生たちや子どもたちがとんでもない伝言ゲームをしたところが、おもしろかった。