スーパー・ベーシック催眠導入 カリスマが教える本物の技術

著者 : 林貞年

• 現代書林 (2007年5月24日発売)

感想・レビュー・書評

[ヒロ之丞さんの感想 · 2024年1月8日]

催眠導入に特化した本。マニュアル的。歴史とかエピソードはなく、ひたすら導入の様々なバリエーションを紹介。

催眠術に興味を持って、最初の1冊として読むと退屈するだろう。その場合は、著者の他著をすすめる。

催眠術は超能力的なイメージを持たれることも多いので、あえてセンセーショナルな書き方で購買意欲を煽ることもできたと思うのだが、著者はまじめに追及している。

自分は心理カウンセリングの関連として読んだけど、カウンセラーやセラピストは読んで損はない。精神分析の源流は催眠療法だしね。

著者プロフィール

1964年、香川県生れ。労災病院勤務心理カウンセラー時代の経験と、長年にわたる催眠の研究と実績により、独自の経営コンサルティングを発足。
催眠心理を活用したコンサルティングは経営不振のショップから中小企業の業績アップに貢献する。
テレビ・バラエティー番組に出演するほか、人気ドラマの監修および技術指導を手がける。
催眠術のかけ方から催眠療法の技術まで、個人の能力に合わせた直接指導は海外からも高く評価されている。
著者に『催眠術のかけ方』『催眠誘導の極意』『催眠術の極め方』『スーパー・ベーシック催眠導入』『催眠恋愛術』『魅惑の催眠恋愛術』現代書林刊、DVD「映像で学ぶ催眠術講座『催眠術のかけ方』『瞬間催眠術』は、決してテレビ等で公開されることのなかった催眠術の裏側を映像化して話題になる。


「2015年 『映像で学ぶプロフェッショナル催眠術 高等催眠術の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」