かもの法則 ―脳を変える究極の理論

著者 :
制作 : 「元気が出る本」出版部 
  • 現代書林
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感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774511986

感想・レビュー・書評

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  • p45
    環境に過ぎないものに支配されてしまう人と、単なる環境として、それを乗り越えていける人がいるのです。その違いをつくるのが、実は「夢」なのです。


    夢や目標を持ちながら、今を精一杯生きることが大事なのかもなあと思った。

  • S図書館

    鳥の鴨の話はいらない
    33カモの法則
    できないかも→できるかも
    ・ 予感はなぜか実現する 、悪い予感ほど実現しやすい

  • 2021.12.01 読了
    買って失敗したかもと思いながらなんとなく読んでみたら意外と「予期が成功を導く」という新たな視点を得られた本だった。
    ただ内容は同じことの繰り返しで薄い。

  • #瞬読アウトプット #瞬読道場2020.02.01
    ・ 肯定の「かも」と否定の「かも」
    ・ 「~出来るかの」と肯定的に考えると物事は実現に向かってゆく
    ・ 「~失敗するかも」と否定的に考えると失敗する
    ・ 人は必要とする人に会うことになっている

  • 言っていることはとても良くわかる。
    しかしなかなかそのように意識して、自分のマインドを変えていくのって難しい。だからみんな悩んでるのでは??
    読了後このようなモヤモヤした気持ちになるような本だった。

  • 良かった。

  • 「かも理論」を知って、なぜか、パチスロを思い出した。
    「かも理論」と「パチスロ」は、非常に似ている。
    なぜパチスロにハマる人がいるかを知れば、
    「かも理論」の有用性を、より理解することができる。

    パチスロが、なぜ、依存性の高いギャンブルと呼ばれるか?
    それは、「ニアミス」を利用するからだ。
    この「ニアミス」というのが曲者で、
    「もう少しで当たる」という、
    期待が、脳を狂わせる。
    ドーパミンという快楽物質を、意図的に出すことができるからだ。

    「かも理論」は、脳の癖をうまく使ったテクニックだと思う。
    脳をだましていると言ってもいい。
    「成功するかも」、「うまくできるかも」は、
    まさに「ニアミス」と、
    同じ構造で、心理的に「期待」を生む。
    ※ただ、パチスロとは、違って、「過剰な期待」ではない。

    「〇〇かも」の○○には、必ずポジティブワードを嵌めれば、
    意図的に、快楽物質を自身で作り出すことができる。
    そうすれば、自分を、「ポジティブ依存症」にすることができる。
    ギャンブル依存症と違うのは、自分でコントロールできる点である。

    多くの成功者の口癖がやたら、ポジティブなのは、
    彼らは体験的に、そう言った方が、
    脳の機能を最適化することを知っているからだ。

    それほど、自分達は、言葉に縛られて生きていると言ってもいい。
    かも理論は、かなり使える。
    ただ、使い方を決して、間違ってはいけない。

  • ・成功したい、でもできない「かも」。夢を叶えたい、でも叶わない「かも」。もっと儲けたい、でも会社がつぶれる「かも」。彼女と付き合いたい、でも嫌われる「かも」。=「否定的な『かも』」。残念なことに私たちの脳は「したい」という願望のほうではなく、この「否定的な『かも』」のほうを実現してしまう仕組みになっている。人間の脳は、現実とイメージを明確に区別できないので、その想像は記憶データとして脳に入力され、蓄積される。それを繰り返すうちに「できないかも」は「できないだろう」になり、さらに「きっとできない」になり、最後には「できっこない」へと昇格していく。「かも」にすぎなかったものが、次第に強化され、成長し、やがて確信になる。あきらめがやってくるのはそのとき。人は失敗したからあきらめるのではなく「かも」の形で、失敗を予感するからあきらめる。変えるべきは「思考」ではなく、それ以前に私たちの脳に舞い降りてくるこの「かも」。

    ・次は成功する「かも」。できる「かも」。うまくいく「かも」。=「肯定的な『かも』」。無責任な「かも」、気まぐれな「かも」でもそれで十分。「肯定的な『かも』」は否応なくイメージが生まれる。「否定的な『かも』」という想像は人から実行力を奪うが、肯定的な想像は、人を行動に駆り立てる。

    ・未来を変えるのは、意識的に脳に入力された根拠のない「かも」。

    ・自分ならできる「かも」。自分ならいける「かも」。自分なら成功する「かも」。日本史上最大のイノベーションだった明治維新を準備した志士の多くは下級武士出身。彼らが覆したのは身分制度によって250年も続いた「家柄」、「生まれ」を自分自身であると思い込んできた錯覚、古いアイデンティティをまず覆した。過去がつくり出した錯覚を揺さぶり覆す。それができるのは未来に向かって飛ぶ「かも」だけ。「未来の自分」という錯覚を私たちの脳に埋め込める。

    ・子育てとは、「肯定的な『かも』」を大きく育てること。「否定的な『かも』」を「肯定的な『かも』」に変えるのが教育。

    1)子どもの欠点を見て、それを直そうとする減点法よりも、子どもの長所を見て、それを誉める加点法の子育てが子どもの心理的限界を大きく広げる。

    2)子どもの夢を否定せず、どんなつまらない夢でもそのサポーターになって励ます「夢教育」が、子どもの脳に「できる『かも』」「やれる『かも』」を埋め込める。

    3)「いい子になったら」「お母さんの言うことを聞いたら」「いい成績をとったら」という条件付きの愛でなく、自分は認められているという満足感のある子は自信をもち、安心して才能や能力を発揮し始める。

    この3つはいずれも子どもの扁桃核を「快」にし、喜びの神経回路である報酬系を興奮させ、それを発達させる方法。

    ・不安のある者は感謝せよ、不満は感謝に追いつけない。不安のある者は愛を持て。不安は愛に追いつけない。悩みのある者は行動せよ。悩みは行動に追いつけない。なぜなら不満や不安、悩みは「考えて答えを出す」流動型作業の結果。感謝・愛・行動は「感じて答えを出す」結晶型の作業。流動型の作業にかかる時間を仮に1秒とすれば、結晶型のほうは0コンマ何秒。未来へ向かうスピードははるかに迅速。悪い「かも」は良い「かも」に追いつけない。だから人生は楽しく、悩みや苦しみがあっても生きることは面白い。

  • 念願叶って出会った西田先生の本。
    これから読むようにということなんですね。
    全ての結果は肯定的なかもと否定的なかもの結果である。
    私はできる、というほどの確信までは必要がないところがいい。
    すぐにできる。
    いつも前向きに明るく過ごせるようになってきています。

  • かも 単なる助詞に過ぎないが、未来への可能性を秘めた言葉である。
    否定的なカモではなく肯定的なカモも使うことで未来が変わってくる

    普段からどんどん使っていきたい

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著者プロフィール

株式会社サンリ会長、西田塾塾長、西田会会長。日本のメンタルトレーニング研究・指導の第一人者。1949年生まれ。30年以上前から、科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を構築。「ツキのカリスマ」として日本の経営者、ビジネスマンの能力開発指導に携わり、数多くの成功者を生み出している。なかでも経営者だけに開催している『西田塾』には全国から入塾希望者が殺到。毎回キャンセル待ちが出るほどの人気で、門下生は数千人に上っている。また、ビジネス界だけでなく、プロ野球、サッカー、陸上競技、体操などスポーツの分野でも科学的なメンタルトレーニング指導を行い、多くのトップアスリートを成功に導いている。北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボール日本代表チームを指導し、「能力開発の魔術師」として注目された。おもな著作に『No.1理論』『面白いほど成功する ツキの大原則』『かもの法則』『天運の法則』(現代書林)、『強運の法則』(日本経営合理化協会出版局)、『ここ一番に強くなる! 1分間成功思考』(PHP文庫)などがある。

「2023年 『他喜力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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