より良く働くためのワークマネジメント 日本の会社に蔓延する 「仕事のための仕事」を根本からなくす方法
- 現代書林 (2020年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774518800
作品紹介・あらすじ
Facebookの共同創業者のダスティン・モスコヴィッツと、元Googleエンジニアのジャスティン・ローゼンシュタインが立ち上げたタスク管理ツールAsana。
その日本法人、Asana Japan 株式会社の代表取締役社長、田村元による、「より良い働き方」を実現するための、より良く働くための鍵、「ワークマネジメント」に言及した一冊。
会議やメールで忙殺されている、
もっと効率的な働き方があるはず、
残業をなくしてオフの時間を充実させたい、
チーム間でのやりとりをより良いものにしたい、
等感じている方、現状を変えたい方、新しい観点が欲しい方、是非ご一読ください。
あなたのより良い働き方の一助となれれば幸いです。
感想・レビュー・書評
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仕事の効率化としてどのような姿勢で望まなければならないのか、またボトルネックはどこにあるのか説明してある点は評価できるのですが、全般的に後述的であり、「そうかもしれない」以上の知見を得ることはできませんでした。
以前の会社でAsanaを使っていましたが、TODOリスト以上の効果を出すことができなかった(誰もAsanaが持ちうる潜在的能力を活用できなかった)ので、より実践的なAsanaの使い方を知ろうと思い購入したのですが、「こうあるべきだ」的な話に終始しており、「Asanaをどのように使うべきか」というケーススタディを得ることはできませんでした。
働き方改革としての啓発書という位置づけであれば、この内容でも充分評価し得る内容なのですが、はやりAsana Japanの代表が著されるのであれば、「このようなルーチンはAsanaを使えばこのようにできる」と、ある程度具体例を持って示すべきかと思います。
また、随所に「こういう調査結果があります」という引用がありますが、その引用元について言及がありません。
おそらく、何らかの調査に基づいた記述かと思いますが、説得力をつけるためには、いつ、誰が発表したデータなのか、その裏付けは欲しいところです。詳細をみるコメント0件をすべて表示