土木のこころ 復刻版 夢追いびとたちの系譜

著者 :
  • 現代書林
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774518848

作品紹介・あらすじ

黒部ダム、明石海峡大橋、関門海峡トンネル、東海道新幹線、高速道路網……
日本の土木業界とそこで働く人々の心を愛した作家田村喜子(1932?2012年)が描く、明治から昭和にかけて活躍した20人の土木技術者たちの肖像。著者の死後も土木業界の人々よって読み継がれてきた名著がよみがえる。時代とともに忘れられつつある「土木のこころ」を今こそ日本人に伝えたい。

【帯イラストの由来】
 2011年の東日本大震災直後、昼夜を分かたず復旧にあたる土木関係者たちを励ますべくマンガ家福本伸行先生より面識のあった地元建設会社に届いたイラスト。インターネットで公開し各地の現場に掲示され心の支えになったこのメッセージを福本先生の了解を得て帯に掲載

感想・レビュー・書評

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  • 紀伊國屋書店で特集されていた時に福本伸行先生の表紙に惹かれて購入した。

    大規模工事を手がけた方々のエピソードを読むことができる。

    自分は父が土木業だった事があり、父は仕事に大変誇りを持っていた。
    その理由がこの本を読んでわかった。

    目頭が熱くなるような話ばかり。

    これを読めば、普段歩いてる道路、普段乗っている電車、旅行先で見る壮大な橋、工事現場の足場、全ての景色が変わって見える。

    全ての土木従事者に感謝を。

  • 田村喜子さんの復刻本。
    高校生大学生時代に読みたい。
    こころは、その人の言動を知って学べる。こころを学ぶことも必要。
    文章にしていただいてありがとうございます。

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著者プロフィール

京都市生まれ。都新聞記者を経て捜索活動に入る。『むろまち』でデビュー、『全国みちの駅』など、代表作『インクライン物語』は第1回土木学会文学賞を受賞。風土工学デザイン研究所理事長、国土交通省審議会員などを歴任。

「2004年 『野洲川物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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